「昭和Nostalgia」(29)

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今日の「昭和Nostalgia」『「床屋さん」「散髪屋さん」シリーズ⑤』はコチラ!

写真は参考

これもなんてぇ呼称なんだろうって、いつも床屋さんで目にする度に疑問に思ってはいましたが、とは言えそれを知ったところでどうにかなるわけでもなし。

ガラス製の丸い口を顔に当て、顔中シュポシュポ。

顔の脂でも取るんでしょうかねぇ?

もちろん坊ちゃん刈りの子供の頃に施術してもらったことなどありませんでしたが、これまでに2~3度地方都市の床屋さんでシュポシュポされて、心なしか気持ちが良かったものです。

今じゃあ、この「美顔カップス」なるものが置いてある床屋さんも少なくなっちゃったようですね。

すっかり見かけなくなっちゃいました。

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「昭和Nostalgia」(28)

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今日の「昭和Nostalgia」『「床屋さん」「散髪屋さん」シリーズ④』はコチラ!

写真は参考

床屋さんの一角に、こんなケースが置かれていたものです。

床屋のオジちゃんは、消毒済みと書かれたケースを開け、その中から櫛やブラシなんぞを取り出して、それで整髪してくれたものでした。

消毒済みのケースの中は、確か濃いブルーライトが灯っていたような?

このケースの名も、今回調べて知りましたが、「理容室 殺菌消毒器」と言うんだとか。

そうこう考えてみると、自分にさりとて関係がないから、これまで気にもかけないでいましたが、周りのモノにも全てそれなりの呼称があるわけなんですよねぇ。

だって「名無しの権兵衛」にさえ、ちゃんと立派な「権兵衛」って名が当てられてるんですものねぇ。

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「昭和Nostalgia」(27)

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今日の「昭和Nostalgia」『「床屋さん」「散髪屋さん」シリーズ③』はコチラ!

写真は参考

襟足や顔を剃る前に、床屋のオジちゃんは、二つ折りの西洋式の剃刀をおもむろに広げ、革のベルトに剃刀の刃を当てシャーッシャーッと二~三度砥いで、それで襟足や顔を剃ってくれたものでした。

写真の真ん中にある革製のウエスタンベルトのようなものが、壁に吊り下げられていて、オジちゃんは一番下の革を手前に引いて、革のベルトをピンと張って剃刀を砥いでいたものです。

その革製のベルトは、今回調べて初めて知りましたが、何でも「革砥ベルト」と言うそうです。

まさに書いて字の如くですねぇ。

って、さすがに子どもの頃は、顔を剃ってもらったか記憶にありませんが、果たしてどうだったんでしょうねぇ?

でも中学生になったころは、バリカンで五分刈りの毬栗頭に丸められ、襟足や顔を剃ってもらったような・・・。

今でもそうなんですが、顔を剃ってもらう時って、動いたら剃刀の刃で切れちゃうような気がして、息を止めて微動だにせず、顔剃りや襟足剃りの儀式が終わるまで、ついつい体が固まっちゃうんです。

いやはや、ぼかぁ小心者ですねぇ。

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「昭和Nostalgia」(26)

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今日の「昭和Nostalgia」、『「床屋さん」「散髪屋さん」シリーズ②』はコチラ!

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こんな不思議なものの中から、床屋のオジちゃんやオバちゃんが、湯気を上げるほどアッツアツのタオルを取り出しては、熱さしのぎに右手と左手で交互にタオルを受けていた記憶もあります。

これは「タオルウォーマー」とか「タオル蒸し器」と呼ばれた、床屋さんの商売道具の一つだったようです。

でもぼくが育った昭和半ばは、やっぱり「タオルウォーマー」なぁ~んてお洒落な呼び名より、どうにも「タオル蒸し器」と呼んだ方が座りがよさそうな気がします。

さて、明日の摩訶不思議なモノとは?

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「昭和Nostalgia」(25)

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今日の「昭和Nostalgia」は、『「床屋さん」「散髪屋さん」シリーズ①』で、まずはコチラから!

写真は参考

月に一度位の割合で、お風呂屋さんの先に合った床屋へ通わされたものでした。

それこそ「床屋」とか「散髪屋」なんて呼ばれていた、そんな時代でもありました。

写真は参考

店内はこんな感じだったでしょうか?

店内には独特の香りが漂っていたものでした。

髭剃り用の泡立てる粉せっけんの匂いやら、ヘアトニックやヘアリキッド、それにポマードの匂いがないまぜになって。

子どもの頃は、男の子は坊ちゃん刈りが相場で、椅子に座ると有無を言わさず、床屋のオジちゃんは無言のままバリカンを当て、手慣れた様子で坊ちゃん刈りに仕上げてくれたものでした。

写真は参考

子どもの頃に通った床屋さんには、当時の同級生の女子も通っていて、皆一様におかっぱ頭に仕立てられていたものです。

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そう言えば、今にして思うと、床屋さんの店内には、わが家じゃあ見かけない不思議なものが色々あったものです。

その摩訶不思議なモノは、明日から!

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「昭和Nostalgia」(24)

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今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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デパートの食堂でも中華飯店や喫茶店のテーブルにも、こんな占いの出来る灰皿が置いてあったものでした。

ぼくが子どもの頃は、確か1回10円くらいだったような?

写真は参考

どんなものが出て来るのか興味津々でしたが、そうそうおいそれとはやらせてもらえませんでしたねぇ。

それとテーブルの上にはこんな箸立てが必ずありました!

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でもこんなお洒落な上蓋のない、ただの箸を入れる筒のようなものでしたが!

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「昭和Nostalgia」(23)

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月に一度くらいなものでしたが、百貨店のファミリー食堂で、お子様ランチを食べさせてもらうと、それだけですっかり有頂天だったものです。

こんなショーウインドーを覗き見るだけで、ものすごく夢があったものでした。

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今思えば、お母ちゃんやお父ちゃんは、レストラン入り口の食券売り場で、自分たちは節約して一番安い中華そばや素うどんを注文し、ぼくにだけお子様ランチの食券を買ってくれていたような?

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たしか紙の食券でしたねぇ。

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食堂の中では、相席が相場と決まったものでした。

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「昭和Nostalgia」㉒

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今日の「昭和Nostalgia」、銭湯シリーズ⑦はコチラ!

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TVでプロレスが始まると、男湯はカラッポ。

老いも若きもみんな裸のまま、脱衣場の白黒テレビに齧り付いたものでした。

そして豊登がリングに上がると、

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これまた老いも若きも肌かんぼうのまま、両の腕を胸の前で交差させ、脇の下のくぼみに空気を入れ「カッポーン カッポーン」と音を鳴らし、誰もが豊登になりきってご満悦だったものです。

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いったい何だったんでしょうねぇ?

あの盛り上がりは!

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「昭和Nostalgia」㉑

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今日の「昭和Nostalgia」、銭湯シリーズ⑥はコチラ!

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脱衣場の鏡の前に、こんなドライヤーがあったものです。

この写真では、10円2枚の20円となっていますが、ぼくの子供の頃は10円だったように記憶しています。

そう言えば40年以上前、東京都大田区蒲田のアパートで暮らしたことがありました。

もちろんアパートにはお風呂が無く、歩いて1分ほどの醤油風呂と呼ばれて人気のあった、鎌田温泉へと通ったものでした。

これこれ、醤油風呂!
写真は参考

ぼくは当時籍を置いていた、原宿にあったプロダクションから蒲田のアパートに帰ると、仕舞い湯の頃の遅がけの時間になってから鎌田温泉へと通ったものでした。

ですから仕舞い湯の頃には、もうほとんど客もおらず、いつも顔を合わせるのは、サザエさんのお父上、磯野浪平さんのようなツルツルの頭頂部に、4~5本髪が辛うじて残っている、そんなご隠居さんくらいなもの。

写真は参考

初めてそのご隠居さんと出逢った時に、直ぐに妙な違和感を感じました。

なぜなら、ご隠居さんの洗面器には、シャンプーと希釈用のリンスが入っていたのです。

写真は参考

「ええっ?まさかあの頭で、ご隠居さんが使うんだろうか???」

だってどこにも友連れなどいません。

するとご隠居は、洗い場の鏡の前で頭からまず被り湯をして、鏡に映った頭頂部の髪の毛4~5本の根元をしっかりと指先で抑え、シャンプーを開始。

と言ったって、直ぐに終わっちゃいますが!

次に洗面器に湯を張り、そこへ希釈用のリンスを入れ、おもむろにかき回し、次に頭頂部を浸して、やはり頭頂部の髪の毛4~5本の根元をしっかりと指先で抑え、わずかばかりの髪の毛を大切そうに浸すではないですか!

湯船の中から覗き見ていたぼくなんて、もうのぼせそうで危機一髪。

そうそうに脱衣場へ上がり、扇風機で火照った体を冷やしていると、ご隠居さんも上がって見えました。

さすがにシャンプーとリンスの効果か、ご隠居さんの頭はますますピッカピカ。

すると体を拭き終えたご隠居さんは、脱衣場の鏡の前に置かれたドライヤーに10円玉を投入。

やっぱり頭頂部の髪の毛4~5本の根元をしっかりと指先で抑え、あろうことか4~5本の髪にドライヤーを当てだすじゃないですか!

でもロングヘアーの女性の髪とは違いますから、ものの数十秒もしない内に乾燥終了。

確かコイン式のドライヤーは、3分10円だったような?

だから残りの時間まで、ドライヤーからボーッと温風だけが、無情にも噴き出していたものです。

でもそんなことなどお構いなしで、ご隠居さんは満足げな顔をして、脱衣かごの着衣を纏い、鼻歌交じりにそそくさと帰って行ったものでした。

そんな光景を何度となく目にしたものでした。

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「昭和Nostalgia」⑳

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今日の「昭和Nostalgia」、銭湯シリーズ⑤はコチラ!

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右側のこれこれ。

お釜ドライヤーとか呼ばれていたものですねぇ。

さすがに男湯では見かけませんでしたが、女湯の脱衣場や、パーマ屋さんでよく目にしたものです。

10円で何分か熱風が噴き出す仕組みだったんですねぇ。

そしてお隣のマッサージ機。

椅子の片側に自動車のハンドルのようなものが付いていて、それを回してマッサージ機のパッドが肩に当たるよう調整したものですねぇ。

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