「昭和Nostalgia」(125)

飛騨市の「広報ひだ」6月号「飛騨びと 言の葉綴り」が掲載されました。

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらの25710.pdf (city.hida.gifu.jp)

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も勝田萌さん(古川町)  – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

これこれ、このお母さんがスプーンで掬って、無理やり飲まそうとしている液体!

「ひまし油」です。

昭和半ばのアメリカンなTVドラマの腕白坊主の番組を見ると、決まって悪さをした息子にお母さんが「罰としてひまし油のますからねぇ!」と、かん尺玉を破裂させていたものでした。

ほかにもアメリカやヨーロッパの作品には、赤毛のアンやトムソーヤの冒険、若草物語の描写にも、この「ひまし油」が登場するようです。

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ぼくは興味はありましたが、飲まされたことも盗み飲みもしたことがありません。

果たしていったいどんなお味やら!

家のお母ちゃんもTVドラマのそのシーンを盗み見て、子どもがひたすら忌み嫌うその姿を利用して、「あんたも言う事利かんと、ひましゆ飲みなさい!」などと、のたもうたものでした。

でもわが家にゃそもそも、そんなひまし油なんてありませんでしたから、「あな恐ろしや~っ」と怯むふりだけして、難なく過ごせたものでした。

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そのひまし油は、人体内で下痢を引き起こすため、食用には適しておらず、もっぱら医療目的の下剤として使用されたとか。

そもそも「ひまし」とは、アーモンドより一回りほど小さく、「ひま」というアフリカ原産の植物の種子なんだとか。

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このひましを搾ったのがひまし油で、世界最大の生産国はインドだそうです。

それにしても「ひまし油」なるものを、お母ちゃんに飲まされようものなら、きっとイチコロリンでトイレに駆け込んでいたことかも!

くわばらくわばら!

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(125)」への2件のフィードバック

  1. 「ひまし油」TVで外国の いたずらした子が飲まされていましたよね。忘れていましたけど 時々思い出してオリーブ油だったのかしらと勝手に思っていました。夜寝る前に飲むとお肌に何かと良いと聞いて飲んでましたけど 子供には苦手な味なのかしらと思っていました。

    1. あの頃の時代、TVの影響力って物凄いものがありましたよねぇ。
      ぼくなんて、「ポパイのように強い男になりたかったら、ちゃんとほうれん草を食べなさい!」って、そんな感じでした!
      つまりお母ちゃんもTVの影響力を逆手にとって、苦手な野菜を食べさせようとしていたんでしょうねぇ。

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