『尾張名古屋の珈琲茶論(コーヒーサロン)』⑮最終話

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


●繋がりが生まれる場所

写真は参考

「今日はお爺さんの命日だで、この魔法瓶にコーヒー入れてまえん?

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持って帰って、仏前に饅頭と一緒にお供えさせてまうで。

だってお爺さん、この店のコーヒー大好物やったでなあ」と、客の老婆。

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「そうそう。一日に3~4回は来てくれとったでなあ」と、コンパル本店の山口店長。

その光景を見て思い至った。

尾張名古屋の喫茶店は企業にあらず。

ましてや何杯のコーヒーを売ったかの、多寡(たか)でもない。

その店に集い、そして憩い語らう者たちと、店主やママとの一期一会ならぬ、一期八重に重なる人肌の繋がりがあってこその物種だと。

※2013年3月20日発行の記事です。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「『尾張名古屋の珈琲茶論(コーヒーサロン)』⑮最終話」への4件のフィードバック

  1. 人肌の繋がりがあるような集えるお店…
    昔 まだ小学生の頃なら いろいろあったんだけどなぁ〜。
    私と妹の成長を見守ってくれてた素敵なママさんがいる喫茶店やお米屋さんや魚屋さんやお肉屋さんetc。 買い物に行くと いつも気に掛けてくれて 私も安心しながらお喋り出来て。
    今や 大型スーパーやファミレスやコンビニが増えて そんなお店を探すのにも一苦労な気がします。
    でも 行きつけの…みたいなお店 私も出会いたいなぁ〜( ◠‿◠ )。

    1. 確かに対面販売は、人肌の温もりがありましたものねぇ。
      一か所で何もかも手に入る便利な分だけ、人と人の緩やかな繋がりを失っちゃったのかも知れませんよねぇ。

  2. 最近はこういった「昭和喫茶」を探すのが楽しみです。
    個人的には、多治見に一軒、瑞浪に一軒、名古屋に一軒。
    時々ぶらりと出かけています。

    1. 昔は「純喫茶」なぁんてぇのもありましたよねぇ。
      紺色した金ラメの瞬く重厚なガラスドアで!
      でもぼくには、普通の喫茶店と純喫茶の意味合いが、未だによくわかりません。

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