「ボーッと黄昏れてんじゃねぇよ~っ!中高年癒しの楽園ラジオ」7月4日(火)からFM WATCH 78.5MHz 毎週火曜日15:00~16:00で始まります‼(※詳しくは、6月19日のブログをご覧ください)

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まずはぼくの楽曲「花筏」をお聴きいただきつつ、物語の世界をお訪ねいただければこの上なく幸せです。
「ギヤマンの欠片(かけら)」No.13
お藤の膝頭の前には、ギヤマンの欠片が既に五片ほど繋ぎ合わされていた。
小さな欠片同士が、寸分の狂いも無く、隣り合わせに並んでいる。

「その隣は、この欠片ではないか?」
喜八郎はお藤の脇に坐し、幾つかの欠片の中から、一欠片を摘み上げ、お藤の目線の先へと翳した。

お藤は畳から目を上げ、喜八郎を見詰めながら、ニコリと微笑んだ。
そして喜八郎に、欠片を宛がうよう目で促す。
「なんと。わたしには、ぴたりと合わさるようにしか、見えぬというのに…。しかしどう向きを変えてみたところで、合わぬものは…合わぬか……」
喜八郎が手こずる姿を見詰め、お藤がクスリと声を上げて笑った。

「お藤!お前、今…」
志乃は急に、咽ぶように泣き崩れた。
「この子は不憫な子でございましてな…。今年の桜が咲き始めた頃、うちの人が高遠藩の江戸上屋敷に、絵皿をお届けに上がったんですよ。ですがね、そしたらそれっきり、パッタリ戻らなくなっちまって…」
喜八郎は思わず絶句し、惣兵衛と定安の顔を窺った。
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陶器の置物で思い出した・・
昔、子供の頃
サルのタバコを吸う置物って無かった!
タバコは、つま楊枝程の太さと大きさで
誰か?知らんかな~~ぁ⤴
チョット思い出してみてぇ!
ええーっ、流石にそれは知りませんでしたぁー。
グラスの水を飲む鳥の置物は知っていますが・・・。
ネットで検索して見よっと。
今日 妹と一緒に母の面会に行って来ました。認知症のグループホーム。
部屋での面会が出来るようになった為 母の部屋へ。妹が母からの愚痴を聞いてる間に 私は部屋の片付けを。何気に箪笥の引き出しを開けると空っぽ!見ると全ての引き出しの中が空っぽ!(笑)
前回の面会時 衣替えをしたばかりなのに。
またか〜! これで何度目だろう…
本人にとって嫌な事があると 『もう家に帰るから!』と 箪笥の中の物全てを大きい鞄に詰め込み ベッドの布団も畳み 雑貨小物等も鞄に。
一口に認知症と言っても 皆さん顔や性格が違うように認知症も人それぞれ。誰だって自分の家で過ごしたい。それが出来ないから苛立ったりもする。利用者さん同士の揉め事も。
帰る時いつも ” 申し訳ない ” と思ってしまう。
父親の面会時 自らの発語が少ない父が『やっぱり外がいいなぁ〜』とポツリ。
胸が苦しくなりました。ごめんね…とも。
二人共 コロナ禍と同時期に入所。本来なら家族との交流や行事が満載予定だったのに 叶わず。
『忘れてないよ!大切に想ってるよ!』
この気持ちを伝える為に 面会の回数を多くしてます。少しでも穏やかな気持ちで日々を暮らしてくれれば…と。
とてもご立派な事だと思います。
それに引き換えぼくは・・・。
認知症になって施設に入っていた父との面会も、夢ちゃんのようにとは行かず、家族とのスケジュールを優先するばかりで、父への面会はついつい疎かにしてしまっていました。
今になって悔やんでも致し方ありませんけど。
ぼくのように後になって悔やまなくていいように、夢ちゃんにはご両親との面会を出来る限り続けて欲しいものです。