「KIRIN BEER PRESENT’S オカダミノル ほろ酔いLive 2023 Autumn in C♭」開催決定!!! ★詳細は4/29のブログをご確認願います。
ぼくの「金糸雀」をぜひともお聴きいただきながら、シナリオをご覧ください。
7 クラブ叶の店内
クラブ叶の店内。

ピアノで弾き語る佳代の唄声が聞こえる。
ホステス達と酔っ払い客の、賑やかな話し声や笑い声。
佳代の唄が終わる。

ボーイ「佳代さん。
外にプロレスラーのような体つきの、LGBTの方が訪ねて来てますが。
なんでしたら追い返しましょうか?」

佳 代「エエッ?
わたしLGBTの方なんかに知り合いいないんだけど・・・」
ボーイ「じゃあ適当に追い払っときますね」
佳 代「・・・待って新ちゃん!
もしかして・・・あの・・・マリー?
新ちゃん、いいわ!
わたし逢って来る!」
ボーイ「ぼくも付いて行きましょうか?」
佳 代「いいわっ。
何かあったら大声出すから!」
重たそうなドアが開く。
車のクラクションやら、カラオケの演歌が聞こえる。
場末の喧騒。

「ちょっとお兄さん!寄ってらっしゃい!いい娘が入ったよ!サービス全
快!」客引きの濁声が響く。
佳 代「やっぱり・・・。
あの時のマリーさん。
たかしさんに何かあったの?」
マリー「タカシちゃんがねぇ、どうしてももう一度アンタに逢いたいんだって!
もう、悔しい!
どうしても、もう一度逢って話したい事があるんですって!
わたしなんかじゃダメみたい・・・。
わたしの方が、あんた何かよりよっぽどいいオンナなのに!
失礼しちゃうわ!」
佳 代「・・・・・・・・・」
マリー「悔しいけどさぁ、そんな訳だから、あんたたかしの病院に行ってやって!
それだけ!
じゃあねっ。
何よ、ふんッ!」

ナ レ「それだけを佳代に告げ、マリーはネオンと喧騒の世界へと紛れて行った」
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クラブ、キャバクラ・・
一度も行った事がない!
想像するに、ミニのドレスとか胸元がザックリ開いたドレスを着た
女性が隣に座るんでしょう
そんなの絶対にムリ、緊張しまくって
ず~っと下向いて、つまらん、お客だと思う!
一度くらいは目の保養に行きたかったと言えば行きたかった。
まぁ⤴私には無縁だねぇ
ぼくが若い頃に大先輩の奢りで連れて行っていただいたキャバレーは、華やかなロングドレスのホステスさんがいて、ダンスフロアーでチークダンスを踊っているような、健全な紳士の社交場といった感じの大きなキャバレーでした。
ぼくも残念ながら、キャバクラとやらへは、一度も足を運べず仕舞です。
きっとこれからも!
でもクラブは何度かお邪魔したことがありますよ!
人それぞれでしょうけど TVでお笑いの方がお化粧しているのを見ると 綺麗にお化粧してみえるなぁ〜とか綺麗だなぁ〜と思います。
マリーさんも 優しくて魅力的なのが伝わってきます。
やっぱりなんてったって、白粉で化けると書いて「化粧」なんですものねぇ。
さて、マリーさんはどうなんでしょうねぇ。
今 NHKで放送されてる朝ドラの中で 「男は…」「女は…」という言葉がたびたび出てきました。
そういう時代だから仕方ないんでしょうけど やっぱり心がザワザワ。
でも 令和の時代になっても まだ耳にする時があるんですよね。
マリーさんのような方に会った事がないけど 一度お話してみたいとは思ってます。内面をじっくり観察してみたいから。
ある意味、自分の本当の自分を曝け出して生きてもいい、そんな時代がやって来たんでしょうねぇ。