
砦岬キャンプ場の入口は、深夜とは思えぬほど騒然としていた。
赤色灯を回転させる警察車両や救急車、それに猛獣の応急処置に駆け付けた獣医の車。

「木乃葉ちゃん、さっきはありがとう」。
麻美がサーカス団のトラックの窓から、木乃葉に手を差し出した。木乃葉も真新しい包帯の巻かれた腕を上げ、握手に応えた。

「今度ティグの赤ちゃんが生まれたら、連絡するから絶対見に来いよな」。
卓磨も木乃葉に別れを告げた。
「うん、絶対!」。
「本当に木乃葉ちゃんの勇気に感謝だよ。テディもティグも、今日から木乃葉ちゃんのお友達だからね」。
満は木乃葉に向かって手を振った。
「ほっ、本当?」。
「本当よ!だつて命の恩人なんだもの」。

麻美の頬を涙がつたった。
サーカス団のトラックは、真っ赤なテールライトを左右にゆったりと揺らしながら、闇の向こう側へと消えて行った。
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ブリキのおもちゃ・・
懐かしいねぇ!
多分?遊んだと思うけど覚えてない
もし?今、箱と一緒にブリキのおもちゃ持っていたら
イヤらしい話、高値で売れるんだろうな~~ぁ⤴
オカダさんの書いた数々の本
これ大切に取って置いて、ひ孫ぐらいの時代になったら
ネットで高値で取引している時代になってるかも?
*ほろ酔いライブから一週間経ったけど早いねぇ!
次回の開催が待ち遠しい~~ぃ⤴
ブリキのおもちゃは、確か湯船に浮かべて遊ぶ、ポンポン船を買って貰ったような記憶が・・・。
後は、屋台の夜店や一文菓子屋で売っていた、セミの姿のブリキを押すと、ポッペンポッペンとなったセミの玩具くらいだったような・・・。
しかもそれさえ、何度となくねだってねだって、やっと買って貰えたような気がします。
最悪な終わり方じゃなくて良かった〜。後半 場面を想像するだけでドキドキしてたから。
小さい頃 ブリキ製のおままごとセット持ってましたよ。かなり赤色が目立ってて。
今で言うところのレトロ感満載かな。
もちろん もう手元にはないですけどね。
最近だとブリキで出来たインテリア雑貨をよく見かけますよ。おしゃれだなぁ〜って思うけど どの部屋にも似合わないんですよね(笑)
ブリキの雑貨に目を奪われることって、こんなぼくにもありますが・・・。
ついついサビちゃったりするんですよねぇ。
そうなると昔の面影も無くなって・・・。
ちょっと切なさを感じさせるブリキの雑貨ですよねぇ。