04.7.2中日新聞三河版フジケン連載広告掲載
「コンクリート積みの家と空き缶の鍋」
ローマから飛行機でわずか1時間の距離にあるアルバニア。

この国では歓迎の意を込め、男同士でキスをする習慣が残るとか。
そんな数奇な運命が待ち受けていないことを願いつつ、丘の麓のコンクリート積みの家を訪ねた。

わずか14坪に4部屋の家は、主人の手製。
どうりでコンクリートブロックが微妙に歪み、屋根瓦も湾曲している。
主の手厚い出迎えに一瞬緊張が走り抜けた。
すかさずぼくは日本人らしく、いつにもまして深々と頭を垂れた。
恐る恐る顔を上げると、大きな掌が目の前で握手を求める。
どうやら危機は回避か、ヤレヤレ。

案ずるよりも何とかで我に帰ってみれば、満面に笑みを浮かべた家族と家畜が出迎えているではないか。
家の中には竈兼用の大きな薪ストーブが。
鍋代わりの空き缶で、妻が夕餉の支度に追われる。
水道も無ければ風呂も無い。
しかしこの家族には、何物にも替えがたいほどの、世界一嬉しそうな笑顔があった。
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なんか?
今、流行りの「キャンプ」
屋根がちゃんとある、そんなキャンプ生活を匂わせる。
でもさ~ぁ⤴
毎日、家族のみんなが笑って過ごせて健康・・
それが一番かなぁ!
オカダさん、眉間にしわ寄せてない?
私なんか毎日、ヘラヘラしてるねぇ!
えっ?笑顔とヘラヘラは違う?
そうなのねぇ!では、笑顔で・・
ぼくも何でもかでも、笑い飛ばすように心がけて日々暮らしていますよーっ。
泣いても笑っても、眉間に皺寄せても一日だったら、どうせなら笑って一日過ごしていものです。
ましてや後どれくらい人生が残っているやらわからないんだし!