毎日新聞「くりぱる」2006.4.30特集掲載④

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「昭和の味の笹巻羊羹」

「熊笹は殺菌効果もあって、天然もんの包装紙みたいなもんやでね」。

神岡銘菓と名高い笹巻羊羹の金木戸屋、三代目女将の金田洋子さん(50)。

写真は参考

熊笹の葉の真ん中で三角錐を作るように1回巻き、そこに羊羹液を流し入れる。

冷めたら折り紙の要領で両端を折り込み、最後に井草で縛って完成。

写真は参考

何とも素朴で上品な風合いの、一口大の羊羹だ。

昭和7年(1932)の売り出し以来、今も変わらぬ製法と包装とか。

「5月頃から冬越しの笹を取って、7月からは新笹。それで雪が降る前に笹を取りだめしとくんやて」。

5個入り545円。(2006.4.30時点)

写真は参考

奥飛騨の森の香りと仄かな甘味が広がる不朽の逸品。

金木戸屋 岐阜県飛騨市上丘町仲町

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2006.4.30特集掲載④」への4件のフィードバック

  1. 何処か、ドライブか旅行に行った時
    必ず、買うのが「羊羹、漬物」
    この二つは自分へのお土産 ❢
    甘いものと、しょっぱいもの
    プラスマイナスゼロでカロリーOFF
    メタボにも安心 ❢
    あ~ぁ~早く秋にならんかな~ぁ⤴
    「川○屋の栗羊羹」
    待ち遠しいな~~ぁ⤴

    1. 羊羹と漬物の自分へのご褒美土産ですかぁ!
      ぼくなら迷わず旨そうな地酒ですけどねぇ。

  2. 今日は羊羹と金鍔で迷って金鍔を買ってきました。
    隠れ貧血に小豆が良いと聞いてから 食べるように心がけています。暑い日にこんなにも涼しげな羊羹が出てきたら どれだけでも働けそうです。

    1. 甘いものをいただくと、滞っていた頭の血の巡りが高速で回り出すような感覚を味わう瞬間があります。
      小豆パワーで隠れ貧血を追放出来たら、一挙両得じゃないですか!

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