♪パピプペ パピプペ パピプペポ うちの女房にゃ 髭がある♪
小学校の分団登校の集合場所。
何気にぼくが口ずさんでいると、近所の同級生の女子に笑われた。
「ミノ君家のお母ちゃんって、チョビ髭なんて生やしとったっけ?」と。
昭和半ばのあの頃。
まだまだステレオなんて、そんじょそこらで見掛けたことなんて無かった。
当時はスピーカー内臓の、ポータブルプレーヤーの全盛期。

レコード盤だって、78、45、33回転と、回転数も異なっていた。

ドーナツ盤もあれば、小学1年生とかの付録に付いていた、赤や青の向こうが透けて見える、薄っぺらなソノシートまでが混在。

だから当時のわが家にも、いかにも安物といったポータブルプレーヤーがあった。
おまけにレコード盤と来たら、たったの4枚こっきり。
お父ちゃんの好きだった、軍歌のLP盤が一枚。

それにお母ちゃんがうっとり聞き入る、鶴岡正義と東京ロマンチカの「君は心の妻だから」。

そしてぼくの、付録のソノシートが一枚。
何より極めつけの一枚は、お父ちゃんがこっそり、ボリュームを落とし聞き耳を立て、嬉しそうに聴いていた、美ち奴姉さんの「うちの女房にゃ 髭がある」だ。

晩たび父は、煙草を燻らせながら、庭の片隅にある犬小屋の側に佇み、老犬ジョンにでも聞かせるように装い、口ずさんでいた。
だからぼくもすっかり、その如何にも調子のいい、旋律と歌詞が身に付いてしまったようだ。

この曲は、女房に頭の上がらぬ、さえぬ亭主の心情を、実にコミカルなタッチで歌った作品である。
確かに父も、母に怒鳴られはせよ、逆に母を怒鳴った姿も、ましてや一度たりと、母に手を上げた事などなかった。
それにどんな母の手料理でも、一度も「まずい」などと聞いた試しもない。
むしろ「旨い旨い」だけを繰り返した。
今さら父の本心はわからぬ。
しかし父は、自虐的に「うちの女房にゃ 髭がある」と口ずさむことで、合縁奇縁の夫婦の荒波を、泳ぎ抜いたのかも知れぬ。
天晴れ!父ちゃん!
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私が若かりし頃の昭和歌謡
思い出せば何となく歌えるけど・・
平成、令和のJ-pop、題名か?グループ名か?
何だか?サッパリ訳が分からん!
まぁ~⤴オジサンと言う事だねぇ!
でもさぁ⤴オカダさんのオリジナル曲も平成だけど
オジサンが歌ってるから、馴染んで覚えれるんだねぇ!キット⤴
その世代その世代の心に残る名曲ってあるものですよねぇ。
ぼくも頑張ってそんな楽曲を作ろうっと!
ヒゲと言えば、オカダさんのヒゲはまだあるのでしょうか?伸ばすきっかけは何だったのでしょう。
ぼくの髭は伸ばしたままですよぅ。
きっかけは何となくなすがままにって、そんな心境になったからでしょうかねぇ。
お父様ナイスです!
奥さんの前での姿、曲を口ずさんでる時の姿 どちらもご本人( ◠‿◠ )
自然な姿だから 尚更ナイス!
「旨い」「ありがとう」なんて一度も聞いた事がない私にとっては お母様が羨ましいです( ◠‿◠ )
「旨い」「ありがとう」って、良好なコミュニケーションを確立するうえで、最大かつ最も簡単な一言のように思っています。
でもきっと、心の中では「旨い」「ありがとう」って呟かれていても、言葉にするのが照れ臭いってこともあるんじゃないでしょうか?
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