「鬼の手形の三ツ石神社詣で」

鬼の手形があると言う三ツ石(この右奥にもう一つの巨岩があります)

大きな大きな岩が、神社の境内に!これが鬼の手形が刻まれた三ツ石とか。残念ながら鬼の手形をぼくは見つけられませんでしたが・・・。

注連縄から紙垂が垂れ下がり、結解も張り巡らされているところを見ると、ここが神域であることを実感させられます。

何でも観光案内のパンフレットによれば、この巨岩は花崗岩で、伝説があるそうです。その伝説とは、「もう二度と悪さをしない」と鬼が誓い、巨岩に手形を押したというもので、これが「岩手」の由来とも。またなんとここが、盛岡が誇るあの「さんさ踊り」の発祥の地とも言われているそうなんです。

ぼくがこの三ツ石神社を詣でたのは、午後3時前頃でしたが、それにしてもシーンと静まり返り、誰一人参拝客も観光客もおられませんでした。

盛岡の由来を描いたPOP

ここにも信長の影響が及んでいたのかと、いささかビックリでした!

この三ツ石神社の周りは、穏やかな平地が拓けており、この三つの巨岩がどこから来たのやらと、不思議でなりません。

これが三ツ石神社のご本殿です。

巨岩が大きすぎて、ご本殿がこじんまりと見えてしまう程です。

このアングルからだと、三ツ石が見られます。

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「鬼の手形の三ツ石神社詣で」」への17件のフィードバック

  1. おはようございます。鬼の手形の三ツ岩詣でを、したのですね。岩手にも信長公の影響があったのですね。さんさ踊り発祥の地だったのですね。知りませんでした。勉強になりました。
    私も写真見たのですが鬼の手形分かりませんでした。
    周りは、穏やかな平地なのに、三ツ岩が何処から来たか不思議ですね。
    三ツ岩神社本殿が、こじんまり(落ち着いている所)している所が、良いですね。
    私は、寺社巡りする事が好きです。

  2. 知る人ぞ知る隠れたパワースポットなのか⁉️
    昔々 この巨大な岩の周りは どんな風景だったんだろう?
    鬼の手形を探すというより この岩に触れて 何か感じる事が出来れば…
    この三ツ石神社に一歩足を踏み入れ 違う空気感を感じることが出来れば…
    何も考えずにお邪魔すると 意外と感じるものかも知れませんね(^-^)

    1. たまたまそんなパワースポットだったのかも知れません。
      何事も先入観を一杯入れ込んで、予習するばかりでは、肝心要な自分の五感が鈍ってしまうかも知れませんね。
      空っぽのままの心だからこそ、その時の自分に必要なものを見付けられたり、受け入れることも容易になれるのかも知れません。
      そう言えばぼくは、子どものころから「予習」とか「復習」ってぇのが、とにかく苦手だったような・・・(爆笑)

      1. そういえば 私は試験前日に徹夜するタイプでした(泣笑)
        普段から 心も身体も どこか少しだけ空き地を作っておくと いざと言う時に大切なものが入って来てくれるんですよね❣️でも それがかなり難しいんですけどね…
        あっそうそう 昨日 ブルーベリーソース作ってみましたよ。市販のブルーベリージャムに白ワインと生クリームを
        ほんの少量入れて…
        豚肉の脂の甘さと合って 美味しかったです(^。^) もうビックリでした❣️

        1. そうでしたか!ブルーベリー生クリームソースでポークソテー。
          たまにゃあ、美味しいものですよね。

  3. さわやかな風が舞い込む素敵な朝ですね。(田舎では)

    行きたかった盛岡の不思議な魅力に引き込まれています。

    テスト前は部屋の掃除してました。トホ

  4. ん~、
    さすがにデカい!
    デカいが故に信仰の対象になったんでしょう。
    元はひとつの岩だった様ですよ。
    鬼の手形なんですけど、
    現在では肉眼での確認は難しいみたいです( ˃ ˄ ˂̥̥ )

  5. 巨石三体に圧倒されます。隕石か火山弾かぼくにはわかりませんが、隕石ならクレーターがあるはずやろし、後者ですか。あるいは古代人が引っ張ってござったか。東北には一種の霊性が宿っているような気がします。

    1. そうなんですよねぇ。
      本当に周りを見渡しても、一体どこからおいでになられたか・・・。
      でも人間なんて、大自然の事を何も知らぬまま、生を全うするしかないんでしょうねぇ。

  6. おっしゃる通りですね。大自然のまえで、ひとは生きるの死ぬのと言いながら、アット言う間にはかなくなってしまうのですね。
    岩手銀行赤レンガ館と三ツ石神社さまの巨岩、重厚な写真をありがとうございました。

    1. 旅って、本当に不思議なものです。
      赤レンガにしても三ツ石神社にしても、その地に着いてから初めて、観光パンフで知っただけですから・・・。
      ある意味、お導きいただけたと、ぼくはそう思うことにしました!

  7. オカダさん、こんばんは。
    三ツ石神社詣で、きっと、必ず、ご利益があるんじゃないかと思いますよ!!最後の写真、中央の石さまには、何やら綺麗な光が入り込んでいますよね!凄いです。きっと神さまがいらっしゃますよ。オカダさん、いい写真をありがとうございます!オカダさんに、そして、このブログを観られた人に幸せが訪れるといいですね。

    1. ありがとうございます。
      なにより、ジャックのママさんにこそ、ご利益がありますように!

  8. ライン下りがまだやっていた頃、木曽川の坂祝辺りに、昔の面影を思い出すような岩場がありました。
    市川雷蔵と若尾文子の映画「安寿と厨子王」の撮影に使われた見事な岩場なんですよ。

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