「もう~っ!はっきりしいや!ほんまに!あんたぁ、仕事で疲れてはるんやろ。ほな先にお風呂でも入ったら?」

まあちゃんお母さんは、そう言ったかと思うと、粉ミルクの空き缶に砂を一杯詰め込みます。

「お父ちゃん、はよこっち来て!背中流したろ!」
そう言ったと同時に、まあちゃんお母さんは、ヒロくんの背中に空き缶の砂を掛けました。
「どや?ええ湯加減やろ?」

まあちゃんお母さんの手元が滑り、ヒロくんは頭から砂まるけ。
ヒロくんは、泣きながらお家へと逃げ帰りました。

「ほんま、すぐに泣き出しよって!」
まあちゃんは、ヒロくんの後ろ姿に向かって、石礫のように独り言を投げつけました。
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ヒエ〜!
ママごとで よく砂を使って 料理の真似事をしてみたり コーヒーの代わりにカップに入れたりはしてたけど まさかの流し湯。
まあちゃんお母さん 恐るべし(笑)
母ちゃん 強かね〜。
子どもたちの想像力は、とんでもなく逞しいものですから・・・。
こんな子どもも本当にいるかもしれませんよ~っ!