「なごや『大須下町探偵社』」第53話

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「なごや『大須下町探偵社』」第53話

57 ブラジリアン・カフェ「サンパウロ」の店先                  

写真は参考

     オープンカフェもどきのテーブル席に腰掛け、手帳を広げ考え込んでい

     るつぼみ。

写真は参考

     店の奥からドリンクをトレーに載せ、カルロスがやって来る。

     ドリンクをつぼみのテーブルに置きながら。

カルロス「つぼみ、なにか忙しそうね」

     つぼみの正面の席に座り込むカルロス。

つぼみ 「そうなのよ。昨日高山から戻ったばかりなのに、今から調査で、今度は

     一宮よ!」

カルロス「高山、出張?

     ・・・ショチョーさんと二人っきりでか?

     まずいよ!それッ!

     向こうで何にもなかったか?」

つぼみ 「あるわけないジャン!

     わたしが・・・所長と・・・?

     あっ、ねぇそうそうマスター!

     マスターってさあ、うちの所長とはもう長い付き合いなの?」

カルロス「わたし、ここでこの店始めて13年よ。

     ショチョーさんが、このビルの二階で事務所オープンしたは、たぶん10

     年くらい前だったかなぁ。

     ショチョーさん、探偵始める前は、普通のサラリーマンだった」

     急に小声になって。

参考

カルロス「わたしに聞いたって、絶対言わないか?つぼみ?」

つぼみ 「もちろんよ!」

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「なごや『大須下町探偵社』」第53話」への4件のフィードバック

  1. オカダさんは よく海外に行かれてたから いろんな国の料理を食べた事があると思うんだけど 日本で 他国の料理を食べた事ってありますか?
    私が住む知立市には ブラジル・メキシコ・スペイン・ネパールなどの国の料理を食べる事が出来るお店がありますが 一度も入店した事がなくて…。
    看板やチラシで料理の写真などを見ると気にはなるけど 流石に一人で入店する勇気がなくて。
    今までオカダさんが食した海外の料理の中で これは かなり美味しかった!っていう料理ありますか?

  2. めっちゃ美味しそう!
    この料理って 盛り付けの最後に熱い油をかけるんでしたよね⁈
    テレビで見た事はあるけど 食べた事は勿論ないです。
    きっと ご飯に合いますよね〜
    香港の本場のお店で食べたら そりゃあもう格別でしょ。
    いつか食べてみた〜い( ◠‿◠ )

    1. 香港人の友人夫婦に連れられて、35年ほど前に初めて鯉魚門に行き、広東語がぼくにゃあサッパリでしたが、友人の片言の日本語と片言の英語でコミュニケーションを取りながら。
      まずは鯉魚門の魚屋の生簀から、酔っ払いエビ用のエビや、ガーリック炒めにしてもらう大きなシャコ、それとトコブシなんかを醤油味の炒め煮にしてもらうものを選び、最後に白身のセッパンと言う活け魚を求め、友人夫婦行きつけのレストランで調理してもらってビールと共にいただいたものです。
      最期の締めのセッパンの清蒸鮮魚が絶品で、以来香港でトランジットするたびに、友人夫婦と一緒に何度も何度も伺いました。
      しかし2019年の7月初旬に訪ねたのが最後です。
      でもどうしてももう一度食べたくって仕方ありません。

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