
とても残念ながら、お客様にもそれぞれご事情があり、2席キャンセルが生じました。もしお出掛けになろうかなってお考えの方がまだおいででしたら、ぜひご参加いただければ幸です。お問い合わせは、メールで、herakozu@yahoo.co.jp「オカダミノルほろ酔いLive 2023」係までお気軽に! Liveの詳細は、3月16日のブログをご参照願います。
「ねぇねぇ父ちゃん、こんな大きなトラック運転出来るの?」。

満と助手席の麻美に挟まれた状態で座る卓磨が、怪訝そうに父親の顔を覗き込んだ。
「バカな事いっちゃいけねーや!父ちゃんに不可能なんてないのさ!」。
「ちょっ、ちょっとおじさん。赤信号!ああっ!」。

キキーッ!ズズズズズーッドガン!
「とっ、父ちゃん。いっ、今の、なっ、何の音?」。
「なっ、何かに、ぶ、ぶつかっちゃった?」。
卓磨も麻美も顔をうつ伏せたまま呟いた。
「いっ、いや、何にもぶつかっちゃいねぇ。・・・なっ、なあに後ろの熊と虎の檻が、急ブレーキの反動で運転席の後ろ側にぶつかった音だ」。

「ふぅーっ!」。
卓磨と麻美は顔を上げ見詰め合った。
「まっ、まあこんな事も・・・たまにゃああるさ!大丈夫、大丈夫」。
「本当かなあ・・・」。
卓磨と麻美は手を握り合ったまま、溜息をついた。
「ねぇ父ちゃん、檻大丈夫かなあ?」。
「大丈夫、大丈夫!いくらおめえ、虎に熊ったって、鉄の檻はぶち壊せめえ」。
「まあ、いざとなりゃあ、麻美お姉ちゃんもいることだし。ネッ」。
「さあ、先を急ごう!みんなに随分置いてかれてちまったし」。

再び猛獣車は夕暮れを追いかけるように、鳥羽方面へ向かって走り去って行った。
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トラックの運転手さんも運転上手いけど・・
バスの運転手さん、ホント運転が上手い!
家のバス路線は比較的、民家のすぐ脇を通って行くけど
ホント上手い・・
同じように香港の運転手さんも上手い!
香港の街の中、細い路地も何のその、ものの見事にくねくね・・
私は最近、目が見えにくくなって仕方ない!
これでは、美熟女の皆さんの顔も見られなくなってくるかも?
そうですかぁーっ。
もちろん慣れってぇのもあるんでしょうが、巧みな運転技術は、運動神経の良さと一定の若さも重要なんでしょうねーっ。