「昭和Nostalgia」(438)

https://youtu.be/3CeTEMdXC7I

※遅まきながら、ぼくもフェイスブックとやらを始めました!まだまだ充実しておりませんが、ぜひ一度お越しください!Facebook

P20kotonohaのコピー

フルサイズの長文は、こちらから!

飛騨びと言の葉綴り~古川町・谷口充希子さん – 飛騨市公式ウェブサイト


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

こんな泪を零す人形を初めて見たのは、ぼくが確か24歳の頃の事だったでしょうか?

昭和ももう第4コーナーを回った頃!

従兄妹の家にお邪魔し、従兄妹の愛娘と遊んでいた時の事だったような?

愛娘が人形の額に手を当て、「少しお熱が出ちゃいましたねぇ。それじゃあちょっとお注射を打っておきましょうねぇ」と、人形の左袖を捲し上げ、注射を始めたんです。

きっと愛娘は、自分が病院で看護婦さんに注射していただいたシーンを、真似ていたんでしょうねぇ。

「ちょっとチクッとしますけど、怖くありませんからねぇ」と愛娘は人形に優しく語り掛け、ゆっくりと注射器のプランジャを押し込んだのです。

すると人形の目から、大粒の泪が溢れ出すではないですか!

写真は参考

もう、なんともはやただただビックリ!

でもさすがに人形は、泣き声を上げるわけでもなく、静かに大きな瞳を濡らすだけ!

ぼくなんて腕白坊主でしたから、こんな可愛らしい人形なんて、もちろん一つも持っているはずもありませんでしたし、昭和半ばの頃の周りの女の子が持っていた「お人形ゴッコ」の人形は、決して注射を打たれて、泪を流したりするような精巧なものじゃありませんでした。

写真は参考

しかし昭和も第4コーナーを回る頃には、女の子のお人形もリアルなものに進化したもんだと、ちょっとおませな口調でご満悦な、従兄妹の愛娘を眺めながら、ぼくはただただ感心しきりだったのを覚えております。


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です