「昭和Nostalgia」(424)

https://youtu.be/3CeTEMdXC7I

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子どもの頃、近所の遊び仲間の中に、こんな知恵の輪の得意な子がいたものです。

それも2~3回、輪っかを回している内に、絡み合った輪っかが見事に外れちゃうんですから、まるで目の前でマジックを見せられているかのような、不思議な光景でした。

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ぼくの近所の遊び仲間の中にいた、知恵の輪の達人は、草野球や缶蹴りにポコペンも、まったく風采が上がらぬのに、唯一知恵の輪だけはピカイチ!

他の近所の友の中には、家で知恵の輪をおねだりして、買ってもらったのは良いものの、一つとして輪っかが外れなくって、知恵の輪の達人である友に、輪っか外しを頼むものまで現れたほど。

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しかし知恵の輪の達人は、輪っか外しの手解きまでは出来ず、ただただ黙々と輪っかをクリクリ回すだけ。

だからせっかく一旦は輪っかを外してもらったものの、再び輪っかと輪っかを組み合わせると、もうお手上げ!

そうやって何度も何度も、知恵の輪の達人にまた外してもらうばかり。

確かぼくも、一文菓子屋の片隅にあった、初心者向けの小さな知恵の輪を買っては貰ったものの、何かにつけ面倒臭がりでズボラなぼくにゃあ、とっても太刀打ち出来ず、そのままオモチャ箱の奥底に眠らせてしまったはずです。

他に取柄は無くとも、何とも器用に知恵の輪を操っていた、知恵の輪の達人はあれからどうなったのやら?

もしかしたら名だたる学者か技術者にでも、なったんでしょうかねぇ?

皆様方は、知恵の輪がお得意でしたか?


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(424)」への10件のフィードバック

  1. 家にあり、やった記憶もあるのですが、熱中はしなかったなぁー。近所の駄菓子屋さんにも沢山並んで売っていましたね。今でもあるのでしょうか?

    1. やっぱり苦手でいらっしゃいましたかぁ!
      ぼくは難解な知恵の輪に触るだけで、頭が薄ら痛くなった記憶があります。

  2. 知恵の輪って
    やった事がないので・・
    多分?出来ないと思う。
    「アストリッド(NHK)」のように極めたいもんです。

    1. それって?「アストリッドとラファラル」ですか?
      ぼくも見てました!
      ぼくはラファエルが好きですねぇ!

  3. 好きですわ〜
    こんなにも種類があるんですね。
    手にとって一応は頭の中で考えます。見ているだけでなんだかワクワクしてきます♪
    ほんとに何の役にもたちません 毛糸が絡まった時とか ネックレスのチェーンが絡まった時に苦にならないくらいの事です。
    机の大移動をしている時に机を 引いていたけど重かったので 押す事にしたら部屋から抜け出せなくなり 机の上には登れないのでドアのワクと机の下の隙間から もう少し細かったらと思いながら 何とか部屋から抜け出せて 無事に大移動に成功したくらいの事です。

    1. なんだか机と壁に挟まれて、そこから潜り抜けだすなんて、人間知恵の輪みたいじゃないですかぁ!

  4. まだ知恵の輪ってあるんですね。難しいのはわからなかったです。

    1. 知恵の輪は、不滅の玩具なんじゃないでしょうか?
      ぼくは滅法苦手でした!

  5. 不得意でした。
    何度トライしても出来なくて…
    ちょっとずつずらしてみたり 捻ってみたり。
    最後には「 出来な〜い! 」って叫んでました(笑)
    一度でいいから 外れる瞬間を見てみたいものです。

    1. そもそもぼくなんて、知恵の輪のように根気のいる遊びは、とことん苦手でしたねぇ。
      まぁ、根がズボラですから仕方ありませんが!

木曽謙一郎(ケペルデラックス) へ返信する コメントをキャンセル

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