「昭和Nostalgia」(374)

※遅まきながら、ぼくもフェイスブックとやらを始めました!まだまだ充実しておりませんが、ぜひ一度お越しください!Facebook


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

昭和も晩年を迎えた頃、こんな使い捨てのカメラ「写ルンです」が登場し、実にビックリしたものでした。

そんな頃は、今のようなスマホで気軽にパチリと言う時代ではなく、カメラを持ってくるのを忘れて来たのに、そう言う時に限って、どうしてもこの風景が写真に納めたいとかってぇ事があったものです。

でもそんな時、この「写ルンです」は救世主でもありました。

写真は参考

何でも昭和61(1986)年7月の発売とかで、24枚撮りでお値段は1.380円だったそうです。

そりゃあフィルム1本分の値段に比べたら、割高感は否めなかったでしょうが、カメラが無くったってその場で写真が撮れちゃうってぇ手軽さで、瞬く間に圧倒的な支持を得たのも頷けます。

写真は参考

さらに「写ルンです」はその後も進化を続け、フラッシュまで内蔵されたものまで登場!

そう言えば観光地などで、こんな自販機も目にしたものでした。

写真は参考

これまたすっかり見かけなくなってしまったものの一つです。

でもこのところ、若い方がスマホのカメラではなく、昔ながらのアンティックな二眼レフカメラで、桜の木を仰ぎ撮影されている姿をお見掛けするようになりました。

スマホカメラ全盛の時代に、敢えて逆行するようなそのお姿には、如何にも「さぁ、写真を撮らせていただきますねぇ~っ!」と言った、被写体に対する畏敬の念のようなも感じられ、そんな謙虚さが何とも素敵でした。


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(374)」への7件のフィードバック

  1. そうそう、そうなんですよ、オカダさん!ワタクシはず─っとフィルム派なんですが、最近は外国製の新しいフィルムや、何と、フィルムカメラの新型が出ちゃったりしているんですよ─!レコード同様に若い世代に発見されたのかなぁ。

    1. いつの世もきっと、温故知新を訪ね行く者たちも、ちゃんと存在している証なんじゃないでしょうか?
      だから昭和もそんな観点からすると、今とは真逆な面白さや新鮮さが感じられるんじゃないでしょうかねぇ。

  2. 思うに・・
    1955年に生まれた私は
    カメラはデジタルでなくてアナログが良いと思う
    印画紙に残して、アルバムを見ながら
    走馬燈の如く思い出が蘇る。
    あぁだの❢こうだの❢と話も盛り上がるしねぇ❢
    余談だけど・・
    モテ期だった頃、
    数多くの彼女と一緒に撮った写真って全くなくて
    昔、ブィブィ言わしてた証拠がない・・
    いやぁ⤴ホント❢ホント❢嘘じゃないって

  3. 『 写ルンです 』や モノクロ写真などが 再び流行った理由は なんでしたっけ?
    令和になって 当時の音楽や洋服やガラスコップや喫茶店なども再流行しましたよね⁈
    あの頃(昭和)は良かったよね〜じゃなくて やっぱり【昭和】という時代は 物凄く素敵だったんですよ!
    昭和大好きおばさんは 漠然とそう思ってしまいました(笑)

    1. 確かに確かに!
      昭和と言う時代の前半1/3は、人が人を殺め合うと言う、とても今の平和な世では計り知れないほど、殺伐とした時代だったでしょう。
      そして戦争に負け、曲がりなりにも平和が実感できる時代を迎え、家のお父ちゃんもお母ちゃんもボロ雑巾のようになりながらも、家族を守りぬくため猛烈(モーレツ!)に生きた、昭和の半ば。
      その甲斐あって迎えた、昭和の後半1/3は、世界と肩を並べたかのように、束の間の繁栄に酔いしれた時代だったかも知れません。
      そんな三つ巴の時代だったからこそ、平成の世や令和の世を生きる方にすれば、危うい時代が眩くも見えるんでしょうかねぇ。

多治見の髙木ともふみ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です