「昭和Nostalgia」(337)

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらのP20kotonohaのコピー

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も飛騨びと言の葉綴り~河合町・岡崎賢一郎さん – 飛騨市公式ウェブサイト併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

ぼくが子どもの頃は、月に一度くらいだったでしょうか?

こんな感じで七輪で豆炭を熾し、金網を乗せて味噌味のとんちゃんをお父ちゃんが焼いてくれたものでした。

この日ばかりは、お父ちゃんが鍋奉行ならぬ、とんちゃん焼き奉行。

写真は参考

おそらく月に一度の給料日恒例、わが家におけるお父ちゃんのお疲れ様会だったんでしょうねぇ。

お父ちゃんはキリンラガーの大瓶からグラスにビールを注ぎ、ご機嫌な様子でとんちゃん奉行を務めてくれたものでした。

ぼくはまだ子どもでしたから、キリンレモンをビール代わりに、グビグビやりながら、濃い味付けのとんちゃんを、チューインガムのように味噌味がすっかり無くなるまで噛み続けたものでした。

そう考えると、わが家は親子二代に渡って、筋金入りのキリンビールフアンに違いないってことです!

その肝心要のとんちゃんは、お母ちゃんがバスに揺られ、隣の区にあるとんちやん販売店まで買い求めに行っていたものです。

ぼくも何度か一緒に行ったことがありました。

つい先日、その店のあった旧街道を車で通る機会があり、お母ちゃんに連れられて行ったとんちゃん屋さんらしき店が、今でもそこで店開きされているのを見て、ひどく感激したものでした。

今度その店を訪ねることが出来たら、お父ちゃんとお母ちゃんと共に突っついた、あの味噌とんちやんを焼きながら、キリン晴れ風でも煽って見ようと思っています。

って、その前に七輪と豆炭を購入しなきゃなんないかぁ!

なんてぇこったぁ!


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(337)」への4件のフィードバック

  1. ボクも、子どもの頃はキリンレモンでした✨ 父はキリンビール&日本酒(三千盛)でした。燗付けをする時に一升瓶からアノ容器に注ぐのですが、二級酒と書いてあって、何で一級を飲まないのかなぁ? と思っていました。聞いておけば良かったなぁ。もう今は特級、一級、二級という分け方はとっくになくなりましたね。

    1. 押しも押されもせぬ立派な昭和人のぼくにとっちゃー、やっぱり大吟醸やら吟醸やら上撰と言うより、特級、一級、二級の方が手っ取り早くって、分かり易いんですけどねぇ。
      ぼくは燗酒なら昔二級酒と呼ばれた今の上撰とかで、よく冷やした冷酒なら昔の特級の大吟醸、常温でいただくなら昔の一級の現在の吟醸とかって感じですかねぇ。

  2. 美味しそう!
    フライパンで焼くのとは違って 香ばしい匂いや味が ワンランクアップですよね。
    何より お父さんが焼いてくれるんですから♡
    ビールがすすむ事間違い無し( ◠‿◠ )

    1. 昭和半ばの頃の「とんちゃん」は、庶民の味方の焼肉の王様だった気がします。
      って、今だって大好きでたまらないんですけどねぇ。

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