「昭和Nostalgia」(300)

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらのP20kotonohaのコピー(city.hida.gifu.jp)

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も柿下 剛さん(神岡町) – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

昭和の半ば、近所に住んでいた同い年の女の子「タカちゃん」は、とにかく周りの女の子よりちょっとオマセさん。

タカちゃんに呼ばれて遊びに行くと、こんな紙の着せ替え人形を使って、ファッションショーと称して、無理やりお付き合いをさせられたものでした。

ぼくなんて腕白な男坊主ですから、女の子が着せ替え人形に夢中になる気持ちがなかなかわからず、「このドレスなんてどう?」なんて尋ねられても、なんと答えてよいものやら黙り込んでばかりで、タカちゃんの機嫌を損ねたものでした。

写真は参考

ある日のこと、またしてもタカちゃんに呼び出されて、渋々タカちゃん家に伺うと、和室の襖の向こうからタカちゃんの声が!

「ファッションショーの始まりで~す!」

その声と共に、ポータブルレコードプレーヤーから、「上を向いて歩こう」が流れ出し、襖が開きオマセなタカちゃんが、こんな煌びやかなオモチャのジュエリーや腕時計を身に着け登場して来たものです。

またどうせ着せ替え人形の、お供をさせられるんだろうと思っていただけにビックリ!

何でもお婆ちゃんに買ってもらったんだとか!

着せ替え人形遊びが進化して、立体的になったようで、なんとも居心地が悪かった記憶があります。

そして何度も何度も「ねぇ、今何時」って聞いてよ!とせがまれ、ぼくがそう言うと、いつも答えは「8時21分よ!」だって!

まぁ、オモチャの時計は、なんせ自動では動きませんものねぇ!


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(300)」への2件のフィードバック

  1. 紙の着せ替え人形 もちろん持ってました。懐かし〜い!
    まずは 台紙から人形や洋服を丁寧に外さなきゃいけなくて…
    途中で 少しでも破れちゃうと気持ちがシュンってなったりする事も。
    準備が出来ると 洋服の肩の部分に付いてる1cmぐらいの長方形の紙を人形の肩に折り曲げて 洋服が落ちないようにして出来上がり!
    私は 専ら一人で遊んでました。
    今 考えると地味な遊びだけど 当時は カラフルな洋服を見ながら ウキウキ( ◠‿◠ ) 着せ替え人形が着る洋服を 実際に自分が着る事なんてなかったわけですからね。
    想像しながらの遊びも楽しかったと思います♡

    1. 女の子には、着せ替え人形は大人気だったでしょうねぇ。
      そう言えば、家の娘も一人でそうやって、着せ替え人形に夢中になっていたものでした。
      可愛らしかったなぁ!

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