「昭和Nostalgia」(132)

飛騨市の「広報ひだ」6月号「飛騨びと 言の葉綴り」が掲載されました。

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらの25710.pdf (city.hida.gifu.jp)

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も勝田萌さん(古川町)  – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

写真は参考

10円の噴水ジュースの紙コップを失敬して、こんな糸電話で遊んだものでした。

実に不思議でしたねぇ。

とは言え、友と糸電話で何か特別な話をした記憶など無く、「もしもーし、聞こえますかー」と互いに繰り返すばかりだったような?

やがて、果たしてどれくらいの距離が離れても、聞こえるものだろうかと、飽くなき探求心が持ち上がり!

ぼくはこっそりお母ちゃんが内職で使っている裁縫道具の中から、まだ新品のままの黒い糸を糸巻きごと持ち出し、糸巻き一個分の糸を友と張り詰め、200mほど距離を開け、「もしもーし、聞こえますかー」の応酬。

しかし果たして友の声が聞こえたのか、聞こえなかったのか?

肝心要な記憶だけが、スッポリと抜け落ちちゃってます。

ヤレヤレ。

それはそうと、友との糸電話遊びを終えた後、糸巻きに糸を巻き付けて最初の状態にして、こっそりお母ちゃんの裁縫道具入れに戻しておこうと、躍起になってダラ~ンと伸び切った糸を糸巻きに巻き付けるものの、これがなかなか思うようにいかず、糸が山のように盛り上がったり、へっこんだままだったり・・・。

とても最初の状態には程遠いながら、それでも何とかかんとか糸巻きに糸を巻き付け、お母ちゃんの裁縫道具入れにこっそり仕舞い込んでおいたものです。

ところがそれから何日も立たないうちに、敢え無くお母ちゃんに見破られ、たっぷりとお灸をすえられたものでした。

写真は参考

糸電話なら子供らしいものですが、近所のお兄ちゃんたちは、こんなトランシーバーで自慢げに会話を楽しんでいたものでした。

家じゃあとても買ってもらえる代物ではなく、トランシーバーを貸してほしくって仕方なかったものでした。

そしてやがてわが家にも、こんなダイヤル式の黒電話がお出まし。

写真は参考

小学校の高学年の頃か、中学に入ったころだったか、ラジオの電話リクエストに夢中になったものでした。

写真は参考

しかしこれがなかなか電話が話し中となり繋がらず、あれこれ浅知恵で工夫を試みたりもしたものです。

ぼくが考えた方法は、電リクの電話番号が仮に951-1234だとしたら、最後の4を指止めのフックまで回し、そのまま直ぐに指を離さず、「どうかどうか繋がりますように!」と心で念じ、時間差で最後の4を指止めフックから放すという作戦!

とは言え、1~2回は成功した気がしますが、後はさっぱり!

写真は参考

しかし当時は、そんなどーでもいいようなことを、真剣に考えていたこともあったのですから、全く持って笑い話です!

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(132)」への6件のフィードバック

  1. 理論的には可能ですよ。
    日本の記録は300mだそうです。
    あるブログ中では、
    鉄パイプに釣り糸でカジキマグロと格闘するほど糸を張って、
    その方たちは湖上で360mだったそうですよ。
    ここまで行くと遊びの領域は出ちゃいますよね(笑)
    トランシーバーは憧れたよなぁ。
    勿論買ってもらえる訳はなく、
    大声出せば聞こえるような距離だったけど、
    特撮番組みたいでカッコ良かった。
    電リクも盛り上がったっすねぇ。
    もっぱらオイラはハガキ職人。
    電話は苦手(~_~;)
    ただし、
    夜中にクラスの数人と時間を合わせて”117”にダイアル。
    そして時報案内の裏でみんなでお話しするのはやってたね。
    今も出来るかどうかは分からないけど、
    個人携帯を皆が持つ時代ですからねぇ・・・・

    1. へぇーっ、117でそんなことが出来たんですかぁ!
      そんな裏技をもし知っていたら!
      って、それを果たして、ぼくなんぞは活用することが出来たのやら?

  2. 糸電話… 不思議ですよね〜
    紙コップと糸たけなのに どうして聞こえるんだろう?
    って、子供の頃 そう思いながら 妹と遊んでました。糸がたるんでると聞こえないって事に気付き 距離を少しずつ離してみたり。声のボリュームを調整したり。
    些細な事にワクワクして それが楽しくて 素敵な時代でした( ◠‿◠ )

    1. 超アナログな糸電話だからこそ、いつまでも記憶の中で輝き続けているようにも思えます。
      現に夢ちゃんだって、妹さんとのキラキラの記憶があるんですものねぇ。

  3. 深夜放送といえば、CBCラジオ「星空ワイド 今夜もシャララ」。オープニングテーマは秋田の蓄音機。
    「修学旅行~秋の宮島~初めて君に~話しかけた時の~こと~。」

    時は流れて、ぎふチャンラジオ「ヤングスタジオ1431」

    ここでオカダさんと再会出来ましたぁ~!

    1. あのねぇ、「秋田の蓄音機」はぼくの事じゃなくって、H.Iさんなんですよ~っ!
      CBCラジオ「星空ワイド 今夜もシャララ」。オープニングテーマ「修学旅行~秋の宮島~初めて君に~話しかけた時の~こと~。」は、このぼくの作品と歌なんですけどねぇ。

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