「昭和Nostalgia」(127)

飛騨市の「広報ひだ」6月号「飛騨びと 言の葉綴り」が掲載されました。

「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらの25710.pdf (city.hida.gifu.jp)

残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も勝田萌さん(古川町)  – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!

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それはこんなたぎる様な夏の日の事。

当時ぼくは、名古屋市中区丸田町にあった、6畳と3畳の2間に、小さな流し場とトイレだけがついたアパートで暮らしておりました。

そんなある日のこと、秋田出身でラジオのパーソナリティーとして駆け出したばかりだった、H.Iさんがぼくのアパートに転がり込んできたのです。

それからは6畳間に2段ベッドを設え、ぼくが2階で、H.Iさんが1階で寝起きすることに!

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ある夏の日の事。

友に誘われ夜中に車を走らせ、内海の海へ。

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当時は今とは異なり、日焼け止めクリームとは真逆な、日焼け用オイル全盛の時代。

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朝から晩まで浜辺で過ごし、真っ赤に日焼けしてアパートに戻ったものです。

お土産なんて何一つ買うわけなど無く、面白半分で浜辺で捕まえたイソガニを一匹だけ持ち帰っただけ。

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持ち帰ったはいいものの、気の利いたイソガニを飼う鉢など見当たらず、タイル張りの流し場に少しだけ水を張り、その夜はそこに入れてやりました。

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明日になったら、もう少しましな住処を見つけてやろうと。

日焼けでヘトヘトに疲れ果て、その夜は酒を飲んでそのままベッドの2階へ!

夜明け間近になったころでしょうか?

「あいたたたっ!」と言う、ドスの利いた悲鳴がしたと思ったら、何かが壁にぶち当たる音がして、思わず目を覚ましたものでした。

すると酔っぱらって真夜中に帰って来て、そのままベットの1階で寝入っていたH.Iさんの指先を、タイル張りの流しに入れてあったイソガニがハサミで挟んだようで、H.Iさんが「なんじゃあ?」と思わず手を振ったため、指先から振りほどかれたイソガニちゃんが壁にぶち当てられたようでした。

ぼくは寝ぼけながらも、現実を理解すると、H.Iさんの心配よりも先に、壁にぶち当てられたイソガニちゃんを探したものでした。

そこまでは鮮明に覚えているものの、その先がどうにもこうにも思い出せなくって・・・。

もしかして、壁にぶち当てられた衝撃で、イソガニちゃんは命を落としたのかも?

とかく自分に不都合な記憶は、都合よく消し去ってしまっているのやもしれませんねぇ。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「昭和Nostalgia」(127)」への6件のフィードバック

  1. 昭和のタイルの流し台は 懐かしいですね。
    それでも 学校のプールに入る前の消毒槽と冷たすぎて「きゃーあ〜」と言ってしまう シャワーに行くまでのタイルの濡れた所を歩くのが苦手でした。

    2段ベッドも懐かしいです。中学生くらいに使っていましたから オカダさん大きいから窮屈だったでしょうに

    1. 2段ベッドは、確かに窮屈でしたねぇ。
      周りが転落防止の柵になっているから、寝相が悪いと柵に手や足がぶつかっちゃって!
      でも懐かしい気もいたします。

  2. タイル張りの流し台、懐かしい!
    そういえば、多治見市笠原町に「モザイクタイルミュージアム」がありますよ~。
    多治見では珍しく建物の外観が変わっていて、かっこうの撮影スポットになっていて連日にぎわっています。
    オカダさんもこちらに見えた節には是非、お越しください!

    1. モザイクタイルミュージアムの外観って、そんなに素敵なんですねぇ。
      タイルって言うだけで、レトロな感じがしますものねぇ。

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