まずはぼくの新曲、「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」、ぜひ今日もお聴きください!
「KIRIN BEER PRESENT’S オカダミノル ほろ酔い Live 2024~結葉の季(むすびばのとき) in C♭」開催決定!(※詳細は、2/20のこのブログをご覧ください!)
「モーニングサービスの裏方~喫茶店卸し一筋に生きる、筋金入りのパン屋」②
「ある喫茶店の店主にお客さんが、うちの業務用パンを『売ってまえんか』と。
すると店主が、『そんなに食べたいんなら、うちの店に来て食べてちょー』って言ったとか」。
そう自慢気に話し始めたのは、営業部長の森さんだ。(※当時)

初代の本田勝蔵氏は、帝国ホテルのベーカリーから名古屋観光ホテルのベーカリーへと転身し、名古屋市西区で開業した人物だ。
まだ豊かではない時代、より高品質なパンづくりを目指し、ひたむきな研究を重ねたという。

最初の頃は創業者自らが、自転車を漕いで配達しながら、地道に営業を重ねたそうだ。
やがれ訪れたモーニングサービスの隆盛と相俟って、仲卸の人たちがパンの焼き上がりを工場で待ち構えるほどに。

東京オリンピックの前年頃からは、寝る間も無いほどの忙しさだったそうだ。(続く)
※2013年3月20日発行の記事です。
このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。
我が家から車で5分程の所に『 ヤ◯◯◯パン 』の工場があるんですが 工場の前を通ると時間帯によって 良い匂いがしてくるんです。
パン屋での焼き立ての香りじゃなくて 仄かに甘〜い香りが…。
それだけで笑みが溢れてしまいます。( ◠‿◠ )
あと パン屋に行くと まず焼き立ての香りで食欲や購買意欲が掻き立てられ 次に目移りする程のパンの種類に誘惑されて 結局 予定よりも1, 2個多く買ってしまう。
パン恐るべし!(笑)
パンの焼ける匂いっていいものですよねぇ。
10数年位前だったか、高山にある北欧家具製造のキタニってところで、登り窯で焼いた石窯パンの焼きたてをいただいたことがあります。
それはもう香りも歯触りも食感も良くって、チーズやオリーブオイルやバターが無くっても、それだけでワインのあてになっちゃうほど美味しいものでした。
なんで北欧家具製造会社で登り窯の石窯パンかって言うと、そもそもキタニの敷地は、その昔小糸焼の窯元があった場所で、使われなくなった三段の登り窯があったのです。
当時のキタニの社長さんと話をしている時、「登り窯で石窯パンを焼いてみたらどうだろう?」って、ぼくが思いつくまま申し上げたことが現実になったってぇ事です。
そりゃあもう焼きたては、温かで美味しかったですよ!