「転生の追憶」63話

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「転生の追憶」63話 

◆   ◆   ◆

六本木ヒルズのカフェラウンジ。

写真は参考

「一体、赤川君の身に何が?」

宮脇は、美恵のフィアンセである義之と向かい合って座った。

参考

「一昨日から美恵ちゃんと連絡が途絶えていまして…」義之は香港から戻った翌日、美恵に対して疑惑の釈明を行ったという。

参考

なんとか美恵自身のわだかまりも納まり、結婚式に向けての準備が進められていた。しかし一昨日から、突然美恵の行方がわからなくなってしまっていた。

参考

一昨日は美恵の両親も、またちょっとしたマリッジ・ブルーに陥って、友達の家にでも泊まったのだろうと、暢気に構えていた。

参考

しかし昨日になっても美恵は戻らず、何の連絡も入らなかった。美恵の両親は、心配のあまり義之を頼った。義之とて美恵の会社の交友関係を、全て知りえているわけではない。事件性があるのか無いのか、それさえ全く不明だった。警察に届けたところで、どうにかなるものでもあるまい。むしろ二日後に結婚を控え、できるだけ穏便にと、美恵の両親も義之も考えは同じだった。そして美恵からの音信が途絶えたまま、今日を迎えた。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」63話」への4件のフィードバック

  1. 六本木か~ぁ
    まぁ⤴行く事はないだろうな~ぁ ❢
    でも一度東京へ行ったら
    「はとバス」で観光したいと思っています。
    東京へ行くとなると、どうしても・・
    人の多さで車酔いならぬ
    人酔いしそうで・・

    1. ぼくも東京の人混みには、息苦しさを覚えちゃいます。
      とくにこの歳になると・・・。

  2. いか〜ん!
    ちょっといろいろあって ビールの後に日本酒も飲んでしまった。
    普段は どちらかだけなのに。
    いい飲み方じゃないんだろうなぁ〜。
    決して やけ酒ではないんだけど 途中から日本酒って思ってしまった。
    お正月用に…と大事に取っておいたカニ味噌をおつまみにして。
    考える事 悩む事 ふんぎりがつかない事などが てんこ盛りの私です(笑)

    1. ぼくもビールと焼酎に日本酒を混ぜちゃうこともしばしば。
      まぁ、酒ならなんでもいいんですけど。
      考え事や悩み事の時の深酒は、ネガティブにならないようにご用心ご用心!
      でもいつちだって前向きでポジティブな夢ちゃんなら大丈夫かぁ!

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