「転生の追憶」61話

「ボーッと黄昏れてんじゃねぇよ~っ!中高年癒しの楽園ラジオ」FM WATCH 78.5MHz 毎週火曜日15:00~16:00で始まりました‼(※詳しくは、6月19日のブログをご覧ください)※再放送は、毎週火曜日の19:00~20:00です!

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「転生の追憶」61話 

◆   ◆   ◆

翌、月曜日の営業二課。

参考

「課長色々ありがとうございました」宮脇のデスク脇に立ち、美恵が小声で囁いた。

営業課員が居並ぶデスクの影から、射るような鋭い視線が美恵に突き刺さった。

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「改まって、送る言葉とかは、柄じゃないから…とにかくお幸せに」宮脇の言葉を受けて課員が一斉に、美恵へ祝福の拍手を送った。

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「じゃあ今度の日曜日、披露宴会場で」

「なに言ってるのよ。その前日のシングル・エンド・パーティーで、もう一度逢えるじゃない」

美恵は小声でそう囁くと、課員の手荒な祝福を受けながら送り出されていった。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」61話」への2件のフィードバック

  1. 昨日 久し振りに義理の妹とランチをしてきました。妹と言っても小中の同級生なんですけどね。
    近況報告から始まり お互い抱えてる全く同じ愚痴や不満を吐き出し あとは 年金の話や体力維持の情報などなど。
    4時間ずっと喋りっぱなし(笑)
    来年 還暦を迎える 辰年の私達。
    「まさか こんな話をするとは思ってなかったよね〜」と笑いながら別れました。
    私にとって 英気を蓄えるぐらいの大切な時間になりました♡

    1. 同じ時間を共有した間柄だからこその関係ってありますものねぇ。
      瞬時に当時に戻れちゃうような!

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