「転生の追憶」32話

「ボーッと黄昏れてんじゃねぇよ~っ!中高年癒しの楽園ラジオ」FM WATCH 78.5MHz 毎週火曜日15:00~16:00で始まりました‼(※詳しくは、6月19日のブログをご覧ください)※再放送は、毎週火曜日の19:00~20:00です!

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「転生の追憶」32話 

◆   ◆   ◆

玲華はすっかり、身も心もリラクゼーションした様子だ。エステティックサロンのラウンジで、ハーブティーの入ったティーカップをゆったりと傾ける。

写真は参考

ホテルのスタッフになりすました美恵が、すっかりくつろいでいる玲華の傍らに(ひざまず)き、耳元で一言囁いた。

「先程お部屋に内線電話を入れましたが、まったく応答されません。フロントによれば、ご主人様は一時間ほど前にお戻りになられたようで、お部屋にいらっしゃるのではと申すのですが…」

参考

玲華の表情が、不安そうに翳った。


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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」32話」への4件のフィードバック

  1. 昨日の「ボォ~~楽」で
    千葉の幕張から移住したスタッフの女性
    幕張と言えば「夢と冒険の国ネズミィ―リゾート」
    飛騨の薬草の方が、勝った ❢
    それほど魅了させられる事って人生でないかも?
    老い先、短いけど私も・・
    今からでも遅くない・・
    なにかを?見つけたいもんです。

    1. きっときっと、無垢な飛騨の自然と、人々の温かさが心を揺さぶったんじゃないでしょうか?
      心揺さぶられる何かとの出逢い。
      ステキなことですねぇ。

  2. まだ20代前半の頃 職場の先輩に連れて行ってもらった喫茶店で 初めてローズティーを飲みました。
    喫茶店と言うよりは 薔薇のお屋敷と言ったほうがピッタリの とてもシックなお店でした。お店の前には薔薇の庭園が広がって…。
    目の前に置かれたティーポットの中には 薔薇の花びらが入ってて ティーカップに注ぐと 色が少し薄くなったけど薔薇の香りが立ち込めてました。
    少しずつ口に含むと 『 ん?お味は? 』 といった感じで お子ちゃまな私にとっては よくわからない味でした。
    今の私なら ローズティーの良さがわかるんだろうか?
    わからないだろうなぁ〜。

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