「転生の追憶」16話

「ボーッと黄昏れてんじゃねぇよ~っ!中高年癒しの楽園ラジオ」FM WATCH 78.5MHz 毎週火曜日15:00~16:00で始まりました‼(※詳しくは、6月19日のブログをご覧ください)※再放送は、毎週火曜日の19:00~20:00です!

home | みんなのラジオ局 FMわっち (fm-watch.jp)

FMわっち 視聴 | JPradio.jp

次回の「オカダミノル ほろ酔いLive」は、来春の開催となります!

「転生の追憶」16話

◆   ◆   ◆

インターコンチネンタルホテルの南側には、九竜の南端に沿うように、東西に散策路が続く。朝のひとときは、ジョギングやウォーキングに汗を流す人達で賑わいを見せる。しかし香港島に明かりが灯る頃ともなれば一転。恋人達が寄り添い、果てしない夢を語り上げる、ラヴァーズポイントへと様変わりしてゆく。

(旧リージェント/現インターコンチネンタルホテル)

まるで鴨川(べり)の光景と瓜二つだ。

その中にあって、宮脇と美恵と志津絵の三人は、明らかに異彩を放っていた。しかしここは異国。彼等の放つ日本語は、どのカップルにとっても街のノイズ程度にしか思われていないようだ。

写真は参考

「それとなくは俺も知ってたよ。志津絵ちゃんと龍之介くんのことは」宮脇は龍之介が、例え次期社長と目されていようが、社長のご子息と呼んだことなど一度もなかった。

table trip

このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」16話」への4件のフィードバック

  1. 香港空港って
    離着陸する時・・
    確か昔は、民家の直ぐ上を飛んでいたような気がするけど
    日本じゃ考えられない
    それに車がひしめき合って、バスの運転手さん狭い道もなんのその
    運転上手!
    30年位前は、ここは日本かぁ?
    と、思えるくらい日本車ばかりでした。

    1. 昔の啓徳空港(カイタック)の事ですよねぇ。
      近隣のマンション上空すれすれに、高度を落としてランディングする!
      空港に降り立ちタクシー乗り場へと向かうと、不思議にもペキンダックの匂いがして、いやぼくにもそう思えてなりませんでした。
      きっとそれは、ペキンダッグを焼く時に、ペキンダックの皮に刷毛で塗り付けるタレの、六角などのスパイスだったのかもって思っています。
      それに引き換え、新しくなった空港は、ペキンダック匂いもしない快適さに生まれ変わってしまい、ちょっぴり寂しい気もします。

  2. 昨日 妹と女子会をしてきました。
    数日前 突然 「 月曜日 何か予定入ってる?」と。
    ここ数年 両親の事で 一緒に行動する機会が増え 時々ランチもしてたけど 妹はお姑さんと同居してる為 最近は ランチ無しで速攻帰宅が多く 若干残念ではあったし 妹からの誘いは ほぼ無かったので 即『 無いよ!美味しい物でも食べよう‼︎ 』と返信。
    昨日は 天気も良かったので 外の景色を楽しめる所に行ったり ショッピングをしたり 勿論ランチも。
    約4時間 喋って歩いて…
    今回は 両親の話を一度もしない 本当の女子会となりました。
    妹の愚痴をたくさん聞く事が出来 私としては良かったかな⁈( ◠‿◠ )

    1. ぼくには残念ながら兄弟なるものが無かったこともあり、夢ちゃんの想いはあくまで創造の範囲でしか理解できていないかも知れません。
      でも兄弟姉妹ならではの、通じ方ってあるんでしょうねぇ。
      羨ましい限りです。
      でも昔読んだ三浦綾子さんの小説だかの一説に、兄弟姉妹との関係は、たまたま乗り合わせた新幹線の座席指定券のようなものと。
      どちらかか先に降りるまでは、その席を代われないと。

夢ちゃん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です