「転生の追憶」7話

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「転生の追憶」7話

「……」

誰かに見られている、そんな気がした。美恵は誰かの視線を感じ、背後を振り返った。

参考

「まただ…気のせいだといいんだけど」このところよく射る様な視線を感じる。結婚を控えナーバスになってるんだろうかと、美恵は思った。

「美恵ちゃん。ごめん待たせた?」美恵と同じ商社に勤める、一年先輩の佐藤志津絵が肩を叩いた。今回の小旅行は、志津絵の傷心旅行に後輩として付き合うのが目的だ。

二人が勤める商社の跡取り息子に、志津絵は弄ばれ、そしてゴミ屑のように捨てられてしまった。とうてい志津絵の怒りは収まりきらず、取引先の社長令嬢という跡取り息子の妻を、この目でしかと見定めてやろうと考えた。

参考

そこで志津絵は、跡取り息子と社長令嬢がハネムーンに飛び立つ前に、彼等の新婚旅行先に先回りして、美恵と二人して香港で待ち伏せようと考えたのだ。

table trip

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「転生の追憶」7話」への4件のフィードバック

  1. 朝晩、寒いくらいになって来ました。
    誰かの視線・・
    若い頃は気になっていたけど、
    この歳になると、気にしなくなって来ました。
    気にする、と、言えば「社会の窓」は流石に気にします。

    1. 社会の窓の閉め忘れって、ドキッとしちゃいますよねぇ。
      ぼくも何度かありました。
      ウッカリポンが!

  2. 先日 長男を連れて 愛知学院大学歯学部附属病院へ行って来ました。
    2, 3ヶ月おきの歯のメンテナンス& バキュームの練習やいろんな機材の音などに慣れる為です。
    この日は 口の中に少し水を吹きかけながらバキュームをしたり 歯ブラシで磨きながらのバキューム…と 2度チャレンジ! 
    今までは「ダメ!」って言う時が多かったのに この日は 無言で口をへの字に。結局 先生の粘り勝ち。本人も やる事はわかってるけど 異物が口の中に入る恐怖と音と感触は きっとどうにもならないはず。でも 毎回 終わると同時にサッと靴を履き 柔らかい表情で「さようなら」。
    頭の中は この後に食べる焼きそばの事でいっぱいなのだ(笑)
    いつも頑張る姿を笑いながら見ています。母も一緒に頑張るからね!
    次に行く時は 街中がクリスマス色に染まってるはずだよ。( ◠‿◠ )

    1. そうかぁ!
      ぼくも歯のクリーニングをやってもらっている時は、何がどうなってるのかちゃんとわかってはいても、不思議と体の一部が強張ってしまいますもの。
      天晴れ、ご長男!

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