「ギヤマンの欠片(かけら)」No.34

『アゲハの末っ子幼虫!もっかモリモリ成長中です』

昨日までは、まだところどころ体の一部が、枝に擬態しているかのように、こげ茶色わした部分が残っていましたが、今朝見るとすっかり緑色に変化していました。

これからモリモリ山椒の葉を食べて、大きく成長を始めることでしょう!

頑張れ!アゲハの末っ子幼虫!

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まずはぼくの楽曲「花筏」をお聴きいただきつつ、物語の世界をお訪ねいただければこの上なく幸せです。

「ギヤマンの欠片(かけら)」No.34

「辰吉さん。その風呂敷はどこで?」

写真は参考

喜八郎が突然声を上げた。

「何処って…。ああっ、思い出して来たぞ!・・・こ、これは・・・あっしが捕らわれてた、信濃の何処かの作業小屋にあったもんでさ。そうだそうだ!・・・そしてあっしはそこから、必死になって逃げ出そうとしたんですよ。ところがあっしの帯が見当たらねぇんで、仕方なくその風呂敷を腰に巻いたんでさ」

写真は参考

「そこは何をするための作業小屋だったのですか?その小屋の周りはどうなっていましたか?他に何か思い出せることはありませんか?何でもいいんです!」

喜八郎のいつにない矢継ぎ早な問いに、お藤が怪訝な目を向けた。

「ごめんなさいまし」

写真は参考

突然表戸が開いた。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「ギヤマンの欠片(かけら)」No.34」への6件のフィードバック

  1. 風呂敷。そういえば若いころに、しばらく風呂敷がマイブームになり使っていたコトがあったけど、
    最近はまったく使ってないなー。
    また使ってみよっと!
    {この写真のように立派なのじゃないけど、、、。}

  2. 動物や昆虫などが擬態するのって 生きる為ですよね⁈
    誰が考えたわけでもなく それが本能的に行われるなんて 凄いです。
    写真を見て ふっと思ったんですけど 山椒って香りがあるでしょ⁈
    アゲハさんに その香りって移るのかなぁ?
    山椒の香り漂うアゲハさんに成長すれば 他の生物に攻撃されにくいんじゃないかなぁ〜って(大笑)
    それにしても凄い食欲ですね!

    1. 朝早くに見た時より、もうわずかの間に、心なしか大きくなったように思えます。
      アゲハの幼虫からも、3年前羽化したアゲハからも、山椒の香りはしませんでしたねーっ。
      山椒の木をねぐらにすると、他の天敵に毛嫌いされて襲われないんでしょうかねぇ。
      不思議だらけです。

  3. 綺麗に食べ尽くされた枝しか見えなかったので何処にいるのかと思いました。見事に擬態化するんですね。
    子供の頃はモンシロチョウはたくさん見ましたけど アゲハ蝶は なかなか見かけることが無かったです。こんなにも身近で見かける事が出来ると なんだか心惹かれます。

    1. 大自然の営みには、人間力も形無しかなって思えちゃうほどです。
      大自然の叡智には、恐れ入るばかりです。

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