「金糸雀(かなりあ)」No.28

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ぼくの「金糸雀」をぜひともお聴きいただきながら、シナリオをご覧ください。

写真は参考

佳 代「(鼻歌っぽく) You’d be so nice to come home to

   You’d be so nice by the fire

   While the breeze on high」

マリー「なぁ~んだ、あんた佳代ちゃんじゃない!」

ナ レ「マリーが佳代の隣に腰掛ける」

参考

佳 代「あっ、あの時の・・・マリー・・・さん」

マリー「あんた唄うまいのねーっ。

   あたし誰が唄ってんだろうって、向こうで聞いてたのよ。

   そりゃあそうよねぇ。

   だってあんた、クラブ歌手だったんだもんねーっ」

写真は参考

佳 代「ええ、2ヶ月前まではね」

マリー「あらっ、お店やめちゃったの?」

佳 代「そうなの。

   ちょっと嫌なことがあったから」

マリー「あっ、わかった!

   たかしチャンが、お店で唄うの反対なんでしょ!

   あんた悔しいけど可愛らしいから、店の客に奪われはしないかって・・・。

   たかしチャン、あれで随分焼餅焼きだから」

佳 代「そればっかりじゃないんだけど」

マリー「でもいいわよねぇ。

   唄が上手いって。

   ・・・唄ってさぁ、正直者よねぇ」

佳 代「えっ、どうして?」

マリー「あんた唄上手いけどさぁ、さっきの唄、何だか泣いてるみたいだった!

   なんかとっても辛そうだったもの。

   まぁ私は唄のこと、素人だからその理由なんてわかんないけど」

写真は参考

佳 代「唄が・・・な・い・て・い・た・・・」

マリー「あんた何か悩んでんでしょう。

   だってちゃんと顔に書いてあるんだもん」

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「金糸雀(かなりあ)」No.28」への4件のフィードバック

  1. 台風がもたらす、梅雨前線の活動
    心配です、でも、いざとなったら何が?出来るのか?
    地震の発生を警告するアラームが突然鳴り響いても
    様子を見守るだけで、何もしてない自分が・・
    なんか?動けないのです。
    まだ、やり残した事があるので死ぬ訳には行かない ❢
    どうせなら、身の回りを綺麗にして三途の川を渡りたいのです。
    えっ?
    違う違う、女性問題は解決して綺麗なもんです。

    1. まあ、ぼくも同様な想いです。
      終末に向けてやるべきことをしてゆかねばと・・・。
      でもなかなかはかどらないんですけどねぇ。

  2. 歌が泣いてる…っていう程 感情を入れて唄った事はないけど 曲を聴く度に泣いてしまうっていう事はあります。何曲かありますよ。
    その時の情景や感情が 一瞬にして脳裏に浮かんでしまうから。
    ホント不思議ですよね。
    中学生の頃 高校生の吹奏楽部の方々が『宇宙戦艦ヤマト』の曲を演奏して下さったんですが もう心を鷲掴みされた感覚になりました。あと 次男も長男と同じだった…と宣告された時 車内で聞いてたラジオから バイオリンで奏でたサザンオールスターズの曲(曲名は忘れてしまった)が流れてきた時には 音が身体全体に染み渡り 号泣してしまいました。
    歌詞やメロディだけじゃなく その奥にある気持ちみたいなものまでもが耳を通して伝わってきた時の感情といったら…。
    人に寄り添える歌を唄い続けてるオカダさん 尊敬してしまいます。
    いつまでも唄っていて欲しいなぁ〜( ◠‿◠ )

    1. 心の奥底にまで染み入って来る曲ってありますよねぇ。
      特に滅入っている時や、凹んでいる時なんか特に。
      心がどこかで救いを求めていて、心の扉を少しだけ開いているから、その時の心境にジャストフィットする曲がその隙間から染み込むからなんでしょうかねぇ。

      ぼくなんてそんな風に言っていただけると、なんだかとってもこっばずかしいです。
      でも唄える間は、また聞いていただける方がいる間は、ぼくなりに唄い続けるつもりです。

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