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「何さらすんや!ワレっ!」。

不意に私の口を突いて出たのは、お国訛りのドスの利いた関西弁の大声。
驚いたのは中東地域出身と思われる男の二人組み。
一人がコインで気を引き、その隙にもう一人が私の背後から財布を抜き取ったのだろう。
奴らは電車のドアから抜け出し、ホームへ1~2歩踏み出したところだった。

だが私のなりふり構わぬ関西弁の罵声に驚き、一瞬歩を止めた。
少なくとも私にはそう見えた。
やっぱりいざと言う時は、通じようが通じまいが母国語で捲くし立てるに限る。
そう一人ごちていると、奴らは一瞬振り向き、私目掛けて財布を投げ込んだ。

「メルシー」と一言を添えて。
私も妻も、何がどうなっているのかさっぱり分からず、キツネに摘まれたようにただただ呆然と。

その隙にドアが閉まり、地下鉄は再びパリの地中へ続く漆黒の闇へと走り出した。
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息子達のいろんな場面(突如ダッシュなど)では大声を出せるのに 自分にとって危険な場面だと 咄嗟に大声って なかなか出ないかも知れません。
でも 自分で身を守る為には必要な事。
常々防犯ブザーを持ってはいるんですけど やっぱり まずは大声ですね!
いざって時に大声を張り上げられるか、ぼく自身も疑問です。
でも見栄もかなぐり捨ててでも、危険を回避する大声を張り上げなきゃいけませんよねぇ。