7歳の娘に毎日送ったハガキ~132通の物語『明朝新聞(みょうちょうしんぶん)』No.49

「KIRIN BEER PRESENT’S オカダミノル ほろ酔いLive 2023 in C♭」2023.04.16開催

ガルルッ、ガルルルルルーッ

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立ち上がったままの熊が、また一方、右前足から血を流しながらトラが、共に大きな唸り声を上げながら、木乃葉と老人に向かって一歩、また一歩と詰め寄ってきた。

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ライフルの引き金に指を添えた狙撃班が、熊とトラの頭部を目掛け照準を合わせた。

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「テディ!ティグ!」。

闇夜を切り裂くようなかん高い声が響いた。

「テディ、ティグ!ステイ!ステイ!」。

再びかん高い声が響き、狙撃班の構えたライフルの前に麻美と卓磨が立ちはだかった。

熊とトラは麻美の声に反応し、振り返った。

熊は前足を下ろし四つん這いの姿勢になり、トラは後足を曲げお尻を地面に付けた。

「撃たないで下さい!お願いします!」。

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「麻美お姉ちゃんは、サーカス団の猛獣使いなんだ。だからもう大丈夫」。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「7歳の娘に毎日送ったハガキ~132通の物語『明朝新聞(みょうちょうしんぶん)』No.49」への7件のフィードバック

  1. 春と言えば・・
    高山祭りが今日14日と15日
    県内県外から毎年何十万の観光客が訪れて
    人が動くって事は活気があって・・
    イイよねぇ ❢
    オカダさんのほろ酔いライブも
    他県から参加して頂けるファンの皆さん
    有難いオカミノファミリーです。
    感謝ですねぇ ❢

    1. いよいよ3年ぶりのLiveも明日となりました。
      何より皆々様との再会がとても愉しみでなりません!

  2. サーカス団に戻っても もう以前のようにはいかないんでしょうね。
    信用が… そして 信頼も…
    生きていく為には 何処かでは目を瞑り 動物の自然界では本来しなくてもいい事をしたりしながら 人間と共に生活をする。しょうがないなぁ〜とか どうしてこんな事をしなきゃ…って思ってるのかも知れない。
    でも その向こうでは ” この人となら ” と感じてて欲しいなぁ。

    1. 例え言葉は通じなくたって、心の波動はちゃんと伝わると、そうぼくは信じたいものです。

  3. おはようございます 気がつけば4月も折り返しにきましたね 息子も元気で毎日小学校(自分も
    その小学校を卒業しました)に通ってますよ♪
    いよいよ明日はオカダさんの3年振りのライヴです 今から楽しみで楽しみで・・・今夜眠れる?
    そう!遠足の前日の子供の気分です(笑)
    勿論明日は家族で参加なので宜しくお願いします

    1. ぼくも「ミキちゃん」の成長ぶりを拝見できるのが、とっても楽しみです!

    2. もし今日、Live会場でよっちゃんが写真を撮って下さったら、その中から4~5カットこのメールに添付してお送りいただけませんでしょうか?
      明日のブログに上げさせていただければ幸です。
      オカダ ミノル

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