
とても残念ながら、お客様にもそれぞれご事情があり、2席キャンセルが生じました。もしお出掛けになろうかなってお考えの方がまだおいででしたら、ぜひご参加いただければ幸です。お問い合わせは、メールで、herakozu@yahoo.co.jp「オカダミノルほろ酔いLive 2023」係までお気軽に! Liveの詳細は、3月16日のブログをご参照願います。
「おおいっ、みんな!ちょっと聞いとくれ!」。
お腹の大きく突き出した団長が、大声を張り上げた。

衣装を着替えたり、大道具や小道具の撤収を始めていた団員の手が止まった。
「これから今夜中に和歌山の勝浦に移動するんだが、猛獣車担当の貫太郎が急に盲腸炎を引き起こして、入院しちまったんだ。だから悪いんだが、代わりに古木、おめえが運転してっちゃくれねぇだろうか?」。

「ああ、俺はかまわねぇぜ、団長!」。
卓磨の父、古木満が答えた。
「そうか、すまねぇなあ」。
「じゃ、じゃあぼくも父ちゃんと一緒に乗って行く!あっ、だったら・・・ねぇ麻美お姉ちゃんも一緒に、ネッネッ」。
卓磨は麻美に駆け寄り、麻美の両手を握り締めた。
「まっ、いいだろう。麻美はタッ君の母親代わりみてえなものだもんなあ」。
団長は卓磨の頭を軽く小突いた。
「さあ、卓磨も麻美もとっとと乗った乗った!」。
満は、卓磨と麻美を助手席に乗り込ませ、トラックの後部へと回っていった。
「古木さん、熊と虎の檻、施錠確認しました」。

「本当だろうな、ケン。おめえの言う事はあてになんねぇからなあ?」。
「大丈夫ですって。もう年季が入ったオンボロの檻ですが、鍵だけは新品を2個ずつ使ってしっかり施錠しておきましたから」。
「ところで、こいつらの餌は?」。
「ああ、餌ならこの荷台の一番後ろの段ボール箱の中に入れてあります。でもショーの前に少し与えておきましたから、これは勝浦に着いてからでも大丈夫だと思います」。
「さあ、みんなに遅れないように出発だー!」。
満は運転席でシートベルトを締めながら気勢を上げた。
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桜も咲き始め・・
今が一番、身体に優しい季節かも?知れません!
オカダさんがライブやる頃には・・
桜も風に舞って終わっている頃でしょう!
今年も桜が見られて良かった。
そして、オカダさんのライブも観る事が出来そうで良かった!
桜は開花し散り初め、やがて葉桜になるまで、その時々を愉しませてくれるものです。
そう言えば、思わず桜餅を買ってしまいました。
ウグイス餅にも惹かれながら・・・。