JAF出版社「温泉で健康になろう」甲信越編2007.2 ③

「癒しの森と❝命湯(めいとう)❞巡り」

~熟年夫婦の木曽路旅~

木曽御嶽を仰ぎ見る至極の命湯を訪ねるを(めいとう)訪ねる

「釜沼温泉 大喜泉」

「ホタルが飛交う秘湯ですって!」。

妻の呟きは神のお告げとあきらめ、温泉療養指導士の宿「大喜泉」へ。

写真は参考

浴室入口の壁には、(おびただ)しいほどの礼状。

どんな効能書きよりも泉質の確かさを伝えている。

「大きな檜の湯船に2~3分。小さな13℃の源泉に1分ほど。それを2回繰り返すのが基本です」。

写真は参考

ご主人の田口さんは、療養や湯冶の指導と、自慢の薬膳料理に腕を揮う。

写真は参考

特にアトピーなどの皮膚病には最適。

「これください」。

妻は「温泉石ケン」を手にした。

「ハーブオイルとハチミツを加え、源泉で練ったものでアトピーにも効くんですって」。

2個入り800円。

普段の妻なら、とても手にしない高価な石ケン。

だが旅は見事なまでに、人の心とサイフの紐まで緩めてしまうものらしい。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「JAF出版社「温泉で健康になろう」甲信越編2007.2 ③」への4件のフィードバック

  1. 確かに、旅行へ行って値札観ると
    一瞬考えるよねぇ!
    ついつい旅行だから、まぁイイかぁ⤴と思うよねぇ!
    クリスマスも終わり
    今日のチラシを見ても、正月商品に正月価格
    年々値段も上がって年金暮らしには厳しい・・
    そんな時は、オカダさんのライブ観て
    皆さんで癒されたいと思います♫

    1. そうそう、そうやって何が何でも必要ってものじゃないものまで、ついつい手が伸びちゃうんですよねぇ。
      後になって、なんでこんなもの買っちゃったんだろうって、何度後悔したことやら。

  2. 13℃入浴はツライです。みずごり、みたいに気合いを入れないときついです。でも、その後熱い湯に浸かれば温かくなるのでしょうか。温泉も奥行きが深いのですね。

    1. サウナの後の冷水風呂みたいなものなんでしょうねぇ。
      そればっかりじゃあ、凍えちゃいますものねー。

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