JAF出版社「温泉で健康になろう」甲信越編2007.2 ①

「癒しの森と❝命湯(めいとう)❞巡り」

「熟年夫婦の木曽路旅」

妻と二人きりのドライブなんて、何十年ぶりだろう。

写真は参考

子育て後は、毎日を持て余し気味だった。

堪りかね妻がつぶやいた。

「ねえお父さん。新緑の湯巡りに出かけない?」。

想い掛けぬ言葉に、心が躍った。

『木一本、首一つ』に護り抜かれた日本一の美林

「赤沢自然休養林」

木曽ひのきは平安朝より重用され、やがて乱伐で山が荒れ、尾張藩は『木一本、首一つ』という、厳しい触書を出して美林を今に蘇らせた。

写真は参考

「木一本で首が飛んだんですって」。

「あなたの会社にも居たでしょう。小指で首が飛んだ人」。

新緑の森が生む(けが)れなき酸素。

私たちは、都会で失ってしまった、笑いを取り戻した。

「これっ、理髪車ですって!」。

写真は参考

妻は子供のように中を覗き込む。

内部には昔ながらの床屋の椅子と鏡、それにアンティークなタオルの蒸器まで。

写真は参考

「延べ2万人も利用したんですって!」。

妻が唸った。

日本一の美林を巡る赤沢森林鉄道。

写真は参考

GW頃から11月初旬までの運行。(2007.2時点)

問い合せ/上松町観光協会0264-52-2001(2007.2時点)

このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「JAF出版社「温泉で健康になろう」甲信越編2007.2 ①」への6件のフィードバック

  1. 私達、夫婦も嫁が定年退職したら
    九州一週旅行してみたいと夢は膨らんでいます。
    とにかく健康第一で・・
    まぁ⤴この歳になると健康第一が一番難し仕事です。
    *ヤマもモの独り言
     雪降るだけならイイけど
     積もりました、私の住むところは
     多分10㎝ほど積もっていると思います。
     皆さんの地域は如何でしょうか?
     昔、オカダさんが「ホワイトクリスマス」を歌って
     この時期になると・・
     その時の歌声が妙に耳に残っています。
     早くオカダさんの生歌を聴きたいもんです。

    1. そう言えばX’masに深夜放送が近付くと、へたっびなホワイトクリスマスを歌わせていただいたものでしたねーっ。
      来年こそは、小さなライブから始めたいと思っています。

  2. 新潟県上越市の事業所に行き来する際、特急しなの号に乗車するとき列車によると上松駅に停車するものがありました。停車駅が多いと損した気持ちになりました。でも、上松にはこんな施設があるとは知りませんでした。森林鉄道、乗ってみたいです。

    1. 新緑の頃にお訪ねになると、そりゃーもーきっと最高だと思います。
      そして木曽福島まで足を延ばして、蕎麦なんぞ啜りながらキューッと一杯煽れたら、極楽極楽ですよねーっ。

  3.  ★Merry Christmas★ 
       ♣『cheers❢』♣

    昨夜は 白ワインにピスタチオのクリームチーズで クリスマス・イブを過ごしました (⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)

    コロナ禍で まる3年 岐阜県から出ていませ〰〰〰〰ん •́⁠ ⁠ ⁠‿⁠ ⁠,⁠•̀ 

    唯一 飛騨高山では 飛騨桃 おしょうゆ味のだんご 美味しかった〜 ♥
     
    来年の春には 桜を愛でながら オカダさんの生歌 『桜風』を聴けたら ♪♪♪ (⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠♡  

    1. 白ワインにピスタチオのクリームチーズなんて、なんともお洒落でしたねーっ。
      ぼくは鍋に焼酎のお湯割りレモン果汁入りでプッハァ~でしたーっ!
      もちろん最初は鱈腹キリン端麗グリーンをグビグビでしたが!
      春になったら桜の木の下で、「桜風」弾き語りしたいものです。

ハート へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です