04.掲載日不明 中日新聞三河版フジケン連載広告掲載
「インドのゴハリと家」
インド・ガヤ近郊。

8畳間ほどの小さな土地の上に、レンガの土台を組み上げ土で塗り固められた家。
サトウキビを背丈ほど積み上げた、自転車のオッチャンがゆく。
傍らでは神の乗り物でもある牛が、草を食みながらボトリと用を足す。
ランニングシャツに半ズボン、裸足の少年が牛の糞を集めて母の下へ。
それをお好み焼きほどの大きさに、素手で丸く平らに伸ばし、ペタリペタリと土壁に貼り付けている。

「ゴハリ」と呼ばれる乾燥させたありがたい牛糞は、竈の火熾しに使う燃料となる。

竈のゴハリに火がともる。
家族みんなの顔も思わず綻ぶ。
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牛と言えば・・
地球温暖化に影響を及ぼす。
「ゲップ!」ホントかよ?思うよねえ!
地球に影響を及ぼすほど牛が居るのか?
オカダさんはビール呑むからゲップ出すよねぇ
少しは温暖化の影響に関係あかもよ?
私は何故か?
ゲップって一年に一回出すか出さないかです!
ゲップ、そんなにされないんですかぁ!
そうしたらぼくなんて、落ち武者殿の1万人分ほど地球温暖化を促進していることになっちゃうんだろうか?
リサイクルっていうひとつの言葉だけで表せないなぁ〜って ふっと思いました。
上手く言えないけど。
何ひとつ無駄にしない。しちゃいけない。
日本だと牛糞ってお金を払って買い求め 肥料として利用してますよね⁈
ん〜
なんだか心がザワザワします。
それだけ日本も敗戦の苦しみをバルに、経済成長一辺倒に偏ってしまった、その反動として古き良き時代の精神やら暮らしぶりやらが、尊い犠牲となってしまった証なんじゃないでしょうか?
オカダさんのブログを読むまで 牛のポトリが燃料になるとは 思いもしなかったです。
お散歩していると 「ここらへんに牛舎か豚舎はありませんか?」と聞かれて 「う〜ん?」と考えてみると やめてしまわれた牧場や牛舎しか思い浮かばなくて 「あっ!」と思い出したのが 「四つ辻を右に曲がって下さい」の家から いちばん近い牛舎でした。
散歩から戻ってくると またお会いしたので「ぺこり」とお辞儀をしてトラックが空き家の民家から出るのを待っていると トラックから降りてみえて 「この空き家と農地を買おうと思い 牛舎と豚舎を探している」とゆうことでした。
へぇ~っ!
そりゃあまたビックラポンでしたねぇ。
はい
最初は使わない金属ありませんか?の方なのかなと思い 2回目は小学生の下校時間だったので子供達無事に帰れるかなの時間帯だったので これを老婆心とゆうのでしょう。申し訳ないくらいの びっくらぽんでした。
そうやって人を思いやれる気持ちの余裕を失いたくないものですよねぇ。
インド、昔からある持続可能な開発社会ですね。堀田善衛の「インドで考えたこと」を半世紀以上前に世界史の先生に勧められて読みました。格差と不衛生のスゴさに度肝を抜かれましたが、憶えているくだりに『西欧人は死にたくない、死にたくないと言ってるのに、アジアの人々は生きたい、生きたいと言っている』といったのがありました。
『西欧人は死にたくない、死にたくないと言ってるのに、アジアの人々は生きたい、生きたいと言っている』ですかーっ。
やはり素晴らしく達観された言葉ですねーっ。