毎日新聞「くりぱる」2006.4.30特集掲載⑦

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「平成の芝居小屋船津座」

写真は参考

昭和初めの学校の廊下を思わせるような、板張りのホワイエ。

その名も「ティーギャラリー・ホワイエ」。

窓際に小洒落たテーブルが配され、9種類の高級茶葉の紅茶が楽しめる。

「ドイツのトップレベルのホテルでも使っている、ロンネフェルト紅茶をお出ししています」。

ティーポットにお湯を注ぐ手を止め、M.Oさん(34)が微笑みかけてくれた。

壁際には、紅茶関連のグッズから小物の雑貨まで、過度に主張しない程度に配され、何とも心地良い。

船津座には、その名の通り芝居からコンサートまで幅広い活用が可能な、多目的ホールから茶室まで完備され、地元の文化交流の拠点となっている。

写真は参考

何か外から見てると、和風の洒落たバーみたいな、そんなハイカラな施設だ。

船津座 ティーギャラリー・ホワイエ 岐阜県飛騨市神岡町船津(2006.4.30時点)

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2006.4.30特集掲載⑦」への4件のフィードバック

  1. オカダさん
    飛騨観光大使としては黙っていられませんねぇ ❢
    コンサートホールありましたねぇ!
    コロナ禍だから座席も密には出来ないので
    100名として抽選にすればイイもんねぇ
    楽しみだな~~ぁ⤴

  2. 川のせせらぎを聞きながらの一服はいいなぁ。芝居の一座の公演は昔はよくあったのでしょうか。中津川市の北にも常盤座があります。似たような構造建築で思い出しました。僭越ながら、オカダさんのコンサートもこういった場所でやっていただければ、と思います。コロナ禍が落ち着いたら。

    1. 農村歌舞伎の小屋でLiveなんて、なかなか風情があってよさそうですよねぇ。
      もちろん桟敷席は、飲めや歌えのどんちゃん騒ぎで!
      酔っぱらったらそのまま横になってうたた寝をしながら、ぼくの唄に耳を傾けていただけたら、この上なく幸せでしょうねぇ。

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