毎日新聞「くりぱる」2006.3.26特集掲載⑥

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「マシュマロのような玉天」

一口大のフレンチトーストのような、薄っすら焦げ目のついた卵色の「おわら玉天」。

写真は参考

一口頬張ると、まるでマシュマロのよう。

「もともと越中おわら風の盆の八尾で、初代が100年以上前に作り出したもの」。

林盛堂の四代目、林武尚さん(54)。

写真は参考

「富山の本店は息子に五代目を任せて、わしは高山に店開いて単身赴任や」。

店中に響く声で笑った。

「逆転の発想なんや。卵の黄味が外で、中が卵白。卵の丸が真四角の形で。先祖がへそ曲りやったんやろか」。

程よい甘さで、ふんわりとした淡雪の玉天。

4個入り350円。(2006.3.26時点)

高山林盛堂 高山市下一之町

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2006.3.26特集掲載⑥」への4件のフィードバック

  1. 「おわら玉天」
    えっ?少し前、高山へ行ったばかりなのに・・
    全く、知らんかった ❢
    これは今度行った時には是非、買って
    口の中いっぱいに頬張りたいもんです。
    高山散策して何を見とったんやろ~ぉ⤴
    また、スケベ心出して、女子ばかり見とったに違いない ❢
    ・・・人間観察 ❢
    それも大事な事だと思うねぇ⤴
    言い訳だけどさ~ぁ

    1. 旅館田邊さんから東へ。
      鍛冶橋を渡り、あの高山昭和館へと向かうチョイ手前の安川にありますよーっ!
      甘党の落ち武者殿なら、一気に10個は食べれちゃうはずですよーっ!

  2. あわ雪? 
    『 ♪ 備前屋の淡雪〜♪ 』って 新岐阜百貨店のショーケースを見ながら歌ってました 笑 

    『おわら玉天』は 一見 高級食パン? 
    (✿^‿^) 

    次回 高山に行った時は必ず立ち寄りたいです❣
    楽しみが出来ました (◠‿・)—☆  

    ❖ 今朝 4回目の コロナ ワクチン接種をしてきました 
    今のところ 副反応は出ていませんが ・・・
    ちょっと心配なので 今夜の 
    ぷっ ファ〰! タイム
    『ど・う・しよ〰う』   
     

    1. あああああ、ぼくは3回のワクチン接種の後も、いつも通りプッハァ~としてましたぁ!
      4回目の予約券は手元に届きましたが、主治医のいる病院ではファイザーワクチンの入荷が分からず、ぼくはキャンセル待ちでーす!
      ハートさんもお大事に!

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