毎日新聞「くりぱる」2006.3.26特集掲載④

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「山くらげのキンピラ」

「どうぞ、抓んでみて!美味しいから」。

写真は参考

民芸工房こがやのE.Kさん(48)の声に、誘われるままフライパンに手を伸ばした。

旨い!

歯ごたえもいい。

それにしてもご飯が食べたくなるほど。

ついつい再び手がのびてしまう。

「山くらげって本当はレタス科でステムレタスって言うの。太くて大きくってねぇ、150㌢ほどに成長するの」。

写真は参考

茎の部分の皮を剥き、細く割いて乾燥させた状態で、束にして販売されている。

それを半日水につければ5~6倍に戻り、後はキンピラの要領で調理するだけ。

「鉄分とカルシウムは、ホウレン草の10倍よ」。

一束500円で5~6倍に増えるとすれば、何ともお得な逸品かも。(2006.3.26時点)

民芸工房こがや 高山市下三之町

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2006.3.26特集掲載④」への6件のフィードバック

  1. 山くらげ 聞けば聞くほど なんてピッタリの 良いネーミングなんでしょう

    鉄分 カルシウムがほうれん草の10倍なんて 年齢とともに失われていくものをちゃんと補そうで感心してしまいます。

    先日「つるむらさき」の味付けが濃くなってしまい そういえばサラダ寒天を買って置いたから戻して全部入れて味を薄くしようとしたら それこそ10倍になって もう笑うしかなかったです。

    1. 「つるむらさき」って、ちょっと癖がありますが、ぼくは好きですねぇ。
      あの独特な食感と香りも!

  2. クラゲと言えば・・
    お盆過ぎると、海は静まり返ったような砂浜
    あの賑わいは何処へ・・?
    ビキニ姿の可愛い女子達・・帰ってきて~~ぇ⤴
    先輩から、お盆過ぎたら海へは行くな ❢
    と、良く言われたもんです。そんなの関係ね~~ぇ⤴♬
    若い頃は、粋がっていたよねぇ ❢
    案の定、痛い目にあったのです。
    針で身体を刺されるような激痛で赤く腫れあがり、
    帰る頃には熱が出て、車の中でグッタリ⤵
    18歳の夏の痛い想い出でした・・!

    1. さすがにクラゲに刺されたことはありませんが、そんなに大変なことになっちゃうんですねぇ。
      クワバラクワバラ。

  3. 山くらげのつくだ煮を見つけると、プッハァを想像して買っちゃいます。
    コリコリして美味しいんだよねぇ⤴️
    今まで何者?と思いながら正体を知らず食べてた(¯―¯٥)

    1. そうそう、プッハァ~にゃあ堪らない逸品ですよねぇ。
      歯ごたえがとっても良くって。

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