毎日新聞「くりぱる」2006.3.26特集掲載③

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「農産物のナチュラルアート」

高山名物、宮川沿いの朝市。

一張のテントの中には、収穫したばかりの野菜や、自家製の漬物に搗き立ての餅、それに手作り民芸品が鈴なり。

写真は参考

そんな中、一際異彩を放つテントを発見!

手書きのポップには、「唐辛子の壁掛け(大/400円)」とある。(2006.3.26時点)

何とも美しい天然の色合い。

写真は参考

極彩色の深紅に染まった唐辛子を横たえ、上から下へと10個ばかりが藁縄で編み込まれている。

「一番下の飾は、もしかして古代米の穂?」。

「あらっ、よくご存知で。古代米って籾殻を取ると、ほらっこんな緑色なんですよ」。

Nさんちのお嫁さんが、掌の中の小さな米粒を差し出した。

唐辛子を保存しつつ、魔除や虫除けにも効果的とか。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2006.3.26特集掲載③」への4件のフィードバック

  1. 世間は「お盆休み」なのか?
    通勤の車も少なくて、町内もどことなく静かな・・
    子供の頃、お盆休みで忘れられない出来事が!
    父親の田舎へ行った時、
    私の年齢は多分?5歳くらいだと思う
    棚に或る、何かを取ろうと台の上にのっている間に
    台を踏み外し落ちてしまい、泣き叫ぶ僕チン
    田舎だから近所に病院もなくて
    肩から落ちたのを見ていた、おじいさんが
    近所に柔道していた人が居るからそこへ行き
    肩が脱臼しているからと「簡単に治るよぉ ❢」
    泣き叫ぶ僕チン、肩をグルグル・・さらに泣き叫ぶ僕チン
    その後、下呂膏を貼って数週間後には無事完治
    5歳のひと夏の経験でした。

    1. ヒャーッ!
      痛そうなひと夏のご体験でしたですねぇ。
      おじいさんの機転が素晴らしかったですねぇ。

  2. 宮川の朝市に 美味しいコーヒーを入れてくださる 若いご夫婦がみえるらしいです (. ❛ ᴗ ❛.)

    飛騨の美味しいお水で 挽きたてのコーヒーを (´∀`*) ホッ!
    あとは の~んびり 地の物をお買い物    

    飛騨桃にとうもろこし、枝豆にトマト、お漬物は欠かせませんね~

    赤唐辛子の魔除け お洒落 ꒰⑅ᵕ༚ᵕ꒱˖♡
    玄関に飾ってみたいな~ ❤

    これは 朝市ならではの手作りですね 

    1. 朝市ッて漫ろ歩いているだけでも、心までホッコリしちゃうんですよねぇ。

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