毎日新聞「くりぱる」2006.2.26特集掲載⑦

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「啓成野球部父母の会」

甲子園を踏む当の本人達よりも、興奮しきった状態が治まりようも無いご様子の、稲沢市竹腰東町で板金業を営むK.Kさん(52)。

写真は参考

「家の息子は、3年生でSYOTA)。勝った負けたのSYOだて」。

守備はショート・ファースト・センターとか。

「あかんて、器用貧乏やで」と、父はさすがに手厳しい。

「試合当日は、仕事休んでバスチャーターして、ご近所の皆さんや親類乗せて応援に行くんだわさ!そんなもんこんなこと、一生に一遍しかあれせんのだで」。

写真は参考

既に父の甲子園は始まっている。

優勝まで上り詰めたら、その都度バスを出すのかと尋ねた。

「まあそうなったら破産やわ!でも精一杯応援したらんとな」。

心強い父母の会だ。

「甲子園行くまでに、息子に校歌を教えてまわんとかん」。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2006.2.26特集掲載⑦」への2件のフィードバック

  1. 甲子園、一度も行った事がない!
    年金生活になったら、春の甲子園大会でも観に行こうか!
    と、思っていたら、いざ、そんな生活になったら
    中々遠い甲子園です。
    テレビで見た方がイイのは分かるけど
    その場の雰囲気を一度は味わいたいと思う ❢
    何でも、そうだけど実際、生で見た方が
    気分が高まる、オカダさんのライブも
    You Tubeで見られるけど、やっぱ生がいいよねぇ ❢
    コロナが恨めしやぁ~⤴だぁ ❢

    1. ぼくもついぞ甲子園には、行ったことがありませんねぇ。
      野球もTVの方が、そつなく見られますが、やっぱり生の臨場感やら空気感は、モニター越しには伝わって来ませんものねーっ!

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