毎日新聞「くりぱる」2005.1.30特集掲載③

素描(スケッチ)漫遊(まんゆう)(たん)

「金城埠頭」

名古屋市一、人口密度の薄い?金城埠頭。

人影まばらなのに対して、埠頭に接岸された外国貨物船への積み込みを待つ、夥しい数の新車・中古車の車波。

写真は参考

ここではあきらかに人の数を、物言わぬ無数の車が上回る。

伊勢湾に向かってまるで口を開くかのように連なる工場から、天高い冬晴れの空に向かって、白煙が吐き出され続ける。

人影の無いポートメッセなごやは、まるで半分埋もれた怪獣の巨大な卵のように、不気味に孵化の瞬間を待つと言うか?

はたまた頭上には、軽快に車が走り去る、レインボーブリッジが聳える。

「あ~あ!名古屋にいて、こんなに人恋しい想いに浸れる場所って?他探したって、ありっこないかぁ!」。

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「毎日新聞「くりぱる」2005.1.30特集掲載③」への4件のフィードバック

  1. 確か?
    ユーミンの歌で「埠頭を渡る風」ってあったよねぇ ❢
    なんか?岐阜には海がないせいか憧れるねぇ
    コーヒーでも飲みながら、ボォ~っと!貨物船を眺めながら
    オリジナル曲でもギターで弾いて・・
    えぇ~な~ぁ⤴絵になるねぇ ❢
    あっ!アカンは、オカダさんのように・・
    私、作詞作曲、出来んかった ❢
    オカダさん一曲、私に日頃のお礼として
    優しいコードで一曲作って・・

    1. なんだか一昔前の青春ドラマの1シーンのようじゃないですかぁ!
      でもそんな憧れ、ぼくも抱きましたねぇ。

  2. 以前、行きは名古屋港からフェリーで仙台港へ、帰りは仙台空港から飛行機でセントレアと言う旅行に参加した事があります。で、フェリー乗り場までどうやって行けばいいか検索したら、地下鉄名港線で名古屋港で下車、そこからはバスに乗らないとフェリー乗り場には辿り着けないことにビックリ!!
    一概に港と言っても行き方が全く違うので気を付けなければ(・・;)

    1. 港と言っても広いですし、フェリー乗り場はこれまた遠いですよねぇ。
      でも、なかなか優雅な旅だったんじゃありませんか?

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