―職業に貴賤なし―
時折り耳にする言葉だが、「ほんまかいな?」と、疑いたくなる場面もある。
特にその言葉を発する者が、上から目線であったりしたなら、とんだ茶番劇の、上滑りな台詞としか聞えない。
ところで、わずか数十年の間に、貴きものから賤しきものへと、自らの手で貶めた職業がある。
それは内閣総理大臣だ。

「巨人、大鵬、卵焼き」に象徴された、昭和の半ば。
学校で先生から、将来の夢はと問われると、大半の子が「末は博士か大臣か」と応えたものだ。

取り分けその中でも別格は、大臣の中でも王様級の「総理大臣」だった。
だから必ずクラスに一人くらいは、何の疑いも抱かず真顔でそう応え、教師の失笑を買う者もいたほどだ。
しかし昭和も時代を下るにつれ、いつしか子どもの夢のベスト3から、「総理大臣」や「大臣」が姿を消した。
一時は、貴き職業の頂に君臨した、総理大臣という子どもの憧れは、時の総理自らの手で夢を打ち砕き、多くの国民の期待をも裏切り続けた。
その結果が、「貴」から「賤」への失墜だろう。
今も連日、次期総理を巡る駆け引きが報じられる。
今ごろ永田町では、自分が子どもの頃に夢見た、総理の椅子も近いと、こっそりほくそ笑む議員もいることだろう。
だが次の総理大臣たる者よ。
私欲や功名にはやるより先に、後の世の子どもから、「夢は総理大臣」と、もう一度言われる世にすべきではないか?
己を律し、維新の元老に恥じぬ、総理の復権を目指して。
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私の子供の頃
夢は100万長者になるなんて同級生みんなが言ってた気がする。
時代が時代、100万では、到底一生暮らして行けない・・
世知辛い世の中!
皆さんが笑顔になって!
大金は要らないので少しだけ儲かる仕事ないかな~ぁ?
余談ですが
今日21日コロナワクチン2回目の接種が終わりました。
これで油断しないで自粛に心掛けします。
絶対に油断しないでくださいね。
もうこうなったら、警戒を常時怠らず、自分で自分の身を守らねば!
小学生の頃の将来の夢は 幼稚園の先生になる事でした( ◠‿◠ )
幼稚園で初めて出会った ” 水野先生 ”
とにかく優しくて 涼しげな顔立ちで 幼稚園に行くのが楽しかったなぁ〜。
その後は お花屋さんや美容院のお姉さんになりたい…と 素敵な人に出会う度にコロコロ夢が変わってました(笑)
今ではすっかりおばさんと化してしまったけど まだいろんな夢を持ってますよ。
夢が描けるってぇのは、その都度刺激を受けた証なんでしょうねぇ。
今でもそれだけ感受性が豊かだってひとですよねぇ。
羨ましい!