「八甲田丸の船内客室へ!」

八甲田丸の船内の客室です。こちらは、さぞや上等な客室だったのでしょうか?こんなベッドのある客室で、ベッドメイクのブランケットが不思議な形をしているので、ついつい足を止めてしまいました。だってこんなお洒落な、折り紙の様におられたブランケットなど、ついぞお目に掛かったことが無かったので、思わずビックリ!まるでヨーロッパの超一流ホテルの、スィートルームかと見紛うばかり!それに青森と函館間の八甲田丸の中でお目に掛かれるとは!

よくよく説明文を見ると、「大輪」「花二輪」「ひつじ」「竹の子」「富士山」「菊水」とあるではないですか!ちなみにこの写真左手は、「大輪」、右手が「竹の子」でしょうか?仮にぼくが予約した部屋のベットに、こんな折り紙作品のようなブランケットが置かれていたら、貧乏性のぼくなんてもったいなくて、折り紙毛布の形を崩すこともままならず、使うのが忍びなかったに違いありません。

こちらは、スタンダードな客室でしょうか?寝台車のようです。しかしぼくは、テーブルに置かれた「記念缶ビール」が気になって気になって仕方ありませんでした。

この部屋で、津軽海峡を渡りながら、この記念の缶ビールで一杯、「プッハア」とやって見たいものでした!って、でもテーブルの上に置きっぱなしだと、キンキンに冷えてないかもと、要らぬお世話の心配事ばかりが、ついつい頭をよぎったものでした。

こちらが普通の指定席のようです。それにしても長い列車旅だからでしょうか、サイドテーブルが異常に広いではないですか!これだったら、お弁当やら酒にビール、それに冷凍ミカンなんぞ、もう広げ放題といったところでしょうか?差し詰めぼくの場合は、ビールの空き缶がズラーッかも知れません(汗)

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投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「八甲田丸の船内客室へ!」」への16件のフィードバック

  1. 飾り毛布とあり、後ろに折り方❓️畳み方がかけてありますね。折り紙が好きな私は多分崩して自分で折り始めると思います。しかしこんなホテルみたいな客室は夢、夢また夢で~す。普通指定席でお弁当を食べながらビール飲みながらのんびりが一番ですかね(笑)

  2. こんにちは、オカダさん
    素敵な客室ですね。
    普通の指定席も1人掛けで広々として素敵ですね。

    気配りの効いた旅は居心地もきっと良いんでしょうね。

    のんびり旅に行きたくなります。

    1. しかも列車と連絡船の旅なんて、そうそう出来るもんじゃありませんから、返す返す悔やまれてなりません。

  3. 八甲田丸の船内 普通の指定席のサイドテーブルも広くていいですね。

    オカダさんの前にビールがないなんて
    寂しすぎるけれど黄昏ているオカダさんも素敵です。

    1. さずがに「青森市港湾文化施設」の中ですから、ビールは売ってなかったんですよ!

  4. こんにちは。素敵な客室ですね。部屋代高そうですね。飾り毛布綺麗ですね。(竹の子と富士か扇に見えますね。)私も素敵な船内に乗ってみたいです。船で、ゆっくり旅するのも良いですね。独り掛け席良いですね。広いですね。私は、冷凍みかんを、広げます。オカダミノルさんは、ビールを、広げてしまいますね。お酒好きですね。

  5. 飾り毛布…お客様に対する細やかなおもてなしだったんですよね。きっと。
    考えた方達は ビックリするお客様の顔を想像して 楽しみながら作ってたんだと思います。素敵だなぁ〜
    いつの時代もこういう事って大切です(^-^)
    列車と連絡船の旅 時間はかかるだろうけど豪華ですよね。
    サイドテーブルに何乗せようかな❓
    飾り毛布は ひつじ がいいなぁ〜(^-^)

  6. 今の時代、より早く旅先に着いて観光する。
    それもイイとは思いますが、「旅は道連れ世は情け」
    そんな時代は終わったんでしょうか?
    見知らぬ人と意気投合して「プッハァ~~!」
    なんてのも、良いもんですけどねぇ!
    お~っと!いかにも呑めそうな事を言いましたが、あたしゃ~アルコールなんて「呑みたくない」
    オカダさんの場合「プッハァ~」が出来れば、
    「道連れ」なんてものは、いらんわなぁ~!

    1. ズハリ永遠の道連れは、何はなくとも大好きな「キリン一番搾り」と、決まってるじゃないですか!
      でも正直、緊縮財政の昨今は、泪を呑んでキリングリーンラベルも、もちろん多いですけど(笑)
      でも、いいことがあった日や、気の置けない仲間と一緒なら、見栄を張って「キリン一番搾り」で、自分へのご褒美ですね!
      なんせぼくんちは、消費量が多いもんですから・・・トホホ。

  7. 津軽海峡を航行する折、荒天の場合で船が揺れても睡眠はとれたのでしょうか。それとも船に揺れを抑制する工夫がなされていたのでしょうか。ボクが昔、長崎の茂木港から天草に渡ったとき、また広島港から日向港に渡ったフェリーが揺れまくりエライ目にあった記憶があります。ところで半世紀ほど前は車中で席が同じになったらお菓子を分け合ったり、若いジン同士だったらトランプに興じたりと見知らぬ同士でも結構打ち解けあいました。ボックス席が主だったせいもあるのでしょうか。

    1. ぼくも20代後半に、一人で成田からUAでニューヨークに行った時、エコノミーの3人掛けの席で隣り合わせた二人が、きっと、恐らく、ぼくのいい加減な英語が相手ですから、真実はですが如何にですが!
      ぼくは通路側。真ん中の席が、中国系のおバアチャマ。そして窓側が、中国系でアメリカに留学中の香港人のおばあちゃんのお孫さんでした。
      いきなり隣の席の香港人のおばあちゃんが、広東語でぼくにドライフルーツのマンゴーの袋を差し向け、「お前も食え!」と。
      当時のぼくは、そんなドライマンゴーなんぞと言うものも知らず、頂いたものの「欲しいもにしては、黄色い色が奇麗なもんだ」などと思いながら、恐る恐るいただきました。
      するとおばあちゃんは、またしても次から次へと、パパイヤやら不思議な不思議なドライフルーツを差し出しては、広東語をまくし立てるのです。
      ぼくがついつい、頷いてしまうので、余計に止まらなくなったのかも!
      それにしても、窓際の娘はそんなおばあちゃんの世話焼きを先刻承知なのか、ぐっすりと寝たふりをしていたような気がしたものです。

  8. オカダさん、実はボクも似た経験があります。お盆の頃、新幹線に京都から岐阜羽島まで乗車した折、3人がけの席の通路側にようやく見つけた席にボクが座りました。窓側と中央すなわちA席とB席は若い母親と娘さんと息子さん。2席を3人で共有してみえました。京都を発ってほどなくして、お母さんがボクに冷凍みかんをくださったのでした。新幹線は0系。シートは茶色で3人がけのシートの車両半分は進行方向とは逆向きになっとる車両でした。今から四半世紀以上前のお話です。まだボクも若く、母子とボクは家族のような気がしたものでした。

    1. たしかにそんな時代もありました。旅は道連れ世は情け。なぁ~んて、そんな懐かしい畏くも素敵な時代でした。

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