「小さな冬支度」

こんなビルの入り口の天井から・・・。

今朝ウォーキングで歩いていると、こんな不思議な光景に出くわしました。

ビルの入り口の天井から糸が垂れ下がり、何やら焦げ茶色した細長いものが風に揺れ、ブラブラしてるじゃありませんか!

やや、奇妙な蜘蛛かな?と、近付いて見ると、なんと蓑虫じゃないですか!

体長2cmほどの蓑虫

ウォーキングの途中でしたので、スマホに収めいつもとは違うコースをひと歩き。

家に戻ってシャワーを浴びながら、もし誰かが蜘蛛と間違えて、箒で叩いてしまったりしないだろうか?

せっかく蓑を纏って、冬支度を終えたばかりだと言うのに・・・。

家に持ち帰って、観葉植物の枝に引っ付けてやればよかったろうか?と、そんなことばかりを考えてしまいました。

後でもう一度見に行って見て、まだビルの入り口にぶら下がっていたら、ビルの方に声をお掛けして、持ち帰ってこようかとも思っております。

そう言えば子供の頃、よく仲間たちと蓑虫の蓑を剥いで、幼虫を剥き出しにして色とりどりの毛糸を細かく切り、段ボールの菓子箱に入れ、カラフルな蓑を纏わせて遊んだことを、懐かしく思い出したりもしました。

でも家に持ち帰って同居するのは、餌もやらなくていいし、散歩に連れ出さなくてもいいし、下の世話の必要がないのはよいものの、ついつい蓑虫が同居していることを忘れ果て、来春になっていきなり蛾の成虫になって飛び回られるのもいかがなものか・・・。嗚呼、悩ましや!

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「小さな冬支度」」への5件のフィードバック

  1. カマキリが机の引き出しから這い出てくるよりは良いと思いますよ(゜∇^d)!!
    何匹かわからん大群が出てくるよりは一匹ですから(゜∇^d)!!

    1. そうか!確かにカマキリの大群には、手の施しようもありませんでした(汗)

  2. こんにちは。オカダミノルさん優しいですね。壁にくっいている蓑虫さん可愛いですね。私は、子供の時蓑虫の剥ぐ事は、していません。小さな冬支度ですね。

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