「さて、盛岡からいざ南へ」

盛岡駅前です。

小牧を午前7時10分に発ち、午前9時30分にはもう盛岡駅前です。

3年前の東北の旅では、花巻市の駅から南へと平泉を目指したため、ここ盛岡まで北上せず仕舞いでした。

浅田次郎著「壬生義士伝」の主人公、二駄二人扶持の足軽組付けの貧乏侍 吉村貫一郎。彼は足軽組付けの貧乏侍ながらも、文武両道に優れていて、南部藩の藩校で助教を務め、藩道場では師範代を務めたものの、貧乏から脱することは叶わず、己が妻子を飢えから救わんと脱藩。その後新選組隊士となり、国許の家族に己の命を的に仕送りを続けた南部男の中の南部男。その盛岡城 不来方(こずかた)のお城のある、盛岡の駅前にやっと立つことが出来たと、ぼくはただただ感無量でした。

「はやぶさ」と「スーパーこまち」の連結
あと20cm

新青森駅から来たはやぶさと秋田駅から来たスーパーこまちが、盛岡駅で連結されます。

子どもたちも興味津々で、列車と列車の接吻を眺めておりました。

ぼくはここからはやぶさで仙台へ、そして仙台からはやまびこに乗り換え郡山へと向かいます。

磐越西線の普通列車

そして郡山からは、磐越西線の普通に乗り換え、会津若松へ。

黄金色の稲穂

この日は、薄曇りの天気でしたが、ご覧ください!黄金色に色付いて大地を覆いつくす稲穂を!これですよこれ!この風景が見たかったのです。

会津若松駅のホーム

いよいよ会津若松です。前回の東北旅は、ここ会津若松まではやってまいりました。しかし今回は、ここ会津若松で磐越西線をさらに乗り換え、今度は野沢行に揺られて2駅目。喜多方を目指します!

投稿者: okadaminoru

1957年名古屋市生まれ。名古屋在住。 岐阜県飛騨市観光プロモーション大使、しがない物書き、時代遅れのシンガーソングライター。趣味は、冷蔵庫の残り物で編み出す、究極のエコ「残り物クッキング」。 <著書> 「カカポのてがみ(毎日新聞社刊)」「百人の天職一芸(風媒社刊)」「東海の天職一芸(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸2(ゆいぽおと刊)」「東海の天職一芸3(ゆいぽおと刊)」「長良川鉄道ゆるり旅(ゆいぽおと刊)」

「「さて、盛岡からいざ南へ」」への20件のフィードバック

  1. 盛岡まで行きたかったのですがとにかく広いなぁ〜と平泉までしか行った事がないのでワクワクしながらブログを楽しみます。

    1. 一旦、喜多方へ南下しますが、再び盛岡へと戻ってまいりますので、今しばらくお待ちください。

  2. 喜多方、うむ‼️喜多方ラーメンだ。食いしん坊の私にはこれくらいしか思いつかないわ。他にどんなものがあるのか楽しみですね。

    1. 正解です!
      喜多方まで行くのは、小さな町にラーメン店が犇めく、喜多方ラーメンの本拠地です!

  3. こんにちは。黄金色の稲穂綺麗ですね。盛岡 会津若松まで行ったのです。3年前は、平泉まで行ったのですね。
    吉村貫一郎すごい人ですね。
    喜多方を、目指すのですね。
    私は、喜多方ラーメン以外思い浮かびませんでした。
    喜多方ラーメン以外に有名な物があるのかな?

  4. 盛岡の駅に着くまでの間 きっと ソワソワ ワクワク ドキドキ してたんでしょうね。大人の心と少年の心が入り乱れるような感覚で…。
    自然と笑みが溢れてたかも(^_^)
    それにしても 黄金色の稲穂の風景 ‼️
    それです。それ〜❣️力が抜ける〜包まれた〜い。
    「次は 喜多方〜喜多方〜」
    楽しみにしてますね。

    1. 黄金色の稲穂の田んぼに、体ごとダイビングして見たいものです。
      もちろん、農家の方のお許しを得たらですが(爆笑)

    1. それほどぼくは鉄ちゃんではありませんが、筋金入りの鉄ちゃんならそうなんでしょうね。
      でもこの続きで、喜多方で貴婦人と出逢いますので、どうぞお楽しみにお待ちください。

  5. 列車の連結を接吻と語る辺りが、
    さすが物書きというところでしょうか。

    「黄金色に色付いて大地を覆いつくす稲穂」
    しかと魅させていただきました ( ᵔᵒᵔ )ᵍᵒᵒᵈᵎᵎ

  6. ご無沙汰っす
    相変わらずご活躍と思いきや、NAOちゃんのご注進でネットしたら…
    なんだかなぁ~
    になっちゃってる?
    でもさ、応援するファンが沢山居るぢゃん!?
    っん、何ではてなも打っちゃったんだろ。
    だってさぁ~、酔っ払いだし…
    え”っ~
    オカダさんのファンにこんな変な人が居るの?
    って、正統派のファンが引くかもしれないけど…
    でもさぁ~、居るんだからしょうが無いぢゃんなぁ~。
    西方200kmにも、ふぁんが居ます。
    ご活躍を、お祈り!

    1. これはこれは、西方200kmの酔っ払いのふぁんさん、ようこそ!
      いい事があった日も、なにくそっと力んだ日も、ちょっぴりセンチになった日も、酒はそんな人間の感情の起伏を、元通りにしてくれる秘薬かも知れません。
      それでは今夜も一献!

  7. 東北新幹線は高校生の時に、まだ上野開業したばかりで仙台まで乗ったきりですね(笑)
    今なら笹かまぼこを肴にビールですね(^-^)

    1. そうでしたか!そんな時代に、東北新幹線に乗られたんですか。
      あっ、仙台で乗り換えの時、うっかり笹かまぼこの事を忘れ、牛タンの網焼きをあてにビールでプッハァとやってしまいました。しまったあ!

  8. 綺麗な稲穂ですね。
    写真で見ててものどかな気分にさせられますね。

    このお米美味しそうだなぁとやっぱり食い気が先に来てしまいます。

    今日の白米が一段と美味しくなりそうです。

    ありがたや!

    1. お米って日本人にとって、原点そのものですもの。
      武士だってお給金は扶持米をいただいていたくらいですし、通貨以上の生きる命の糧そのものだったんですものね。

  9. 喜多方ラーメン美味しそうですね。
    写真のラーメンに食欲ばかりが先行してラーメンのコメントをしてない私。

    会津若松の友人も当然のようにこのコメントに至るまで思い出していない…。

    おかげ様で友人を思い出せたことに感謝して連絡してみます。

    今回もきっかけを頂いたオカダさん、そして稲穂、喜多方ラーメンに感謝です。

    1. 会津にご友人がいらっしゃるのですか!
      鶴ヶ城、ぼくも全開の陸奥旅で、お邪魔しました。

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