「ボーッと黄昏れてんじゃねぇよ~っ!中高年癒しの楽園ラジオ」FM WATCH 78.5MHz 毎週火曜日15:00~16:00で始まりました‼(※詳しくは、6月19日のブログをご覧ください)

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「なごや『大須下町探偵社』」第4話
11 二階 なごや「大須下町探偵社」の入り口ドアの前
つぼみ 「どうぞ、お先に」

冬 美 「(不愛想に)あら、そう・・・」
ドアをノックし、事務所の中へと消え入る二人。
12 事務所内
机に背を向け、窓枠に足を乗せ、煙草を吹かしている拳太の背中に向か
って。
冬 美 「すいません、遅くなりまして・・・」
拳 太 「ちょっとあんた!本当にやる気あんの?ええっ?」
背中を向けたままで呟き、振り向く拳太。
短くなった煙草を、机の上の灰皿で揉み消し、ゆつくりと顔をあげなが
ら。

拳 太 「初っ端の面接から遅刻?あ~あ、いい気なもんだねぇ。まだまだ失業率
も結構高いってぇご時世。あんたの代わりなんて、掃いて捨てるほどい
るんだぜ!」
冬 美 「面接・・・?遅刻・・・?掃いて・・・捨てる・・・?」
冬美の背中越しに、恐る恐る顔を覗かせるつぼみ。
つぼみ 「そ、それって、わたしです」
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