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飛騨びと言の葉綴り~神岡町・山口正一さん – 飛騨市公式ウェブサイト
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子供の頃のわが家には、こんな手動式のジューサーなるものが、ある時登場し一大旋風を巻き起こしたものの、わずか1シーズンかそこいらでお払い箱と成り果て、押入れの奥深くに仕舞い込まれたものでした。

まぁ、せいぜいがこんなミカンの生絞りジュース程度の、極めてスタンダードなジュースくらいしか、作ってもらえなかったような?

そもそもは、ご近所でも何かとハイカラなご家庭と評判だった、Fちゃん家にお呼ばれした時にいただいた、電動のジューサーであっと言う間にオバちゃんが作ってくれたイチゴジュース!

こいつをいただいてそのあまりの美味しさに釘付けとなった事があり、事ある度にお母ちゃんに「家にもジューサーがあったらいいのになぁ」と小声で呪文のように、囁き続けた結果が、冒頭の手動のハンドジューサーの登場と相成ったのです。

当時の電動ジューサーは、きっとまだまだ高価なものであったんでしょうね。
お母ちゃんが何処でどう工面して来たものやら、手動のハンドジューサーのご登場となりました。
最初の頃こそ生絞りのジュースの美味しさに、お父ちゃんもぼくも舌を巻いて絶賛したものの、ジュースを絞るための準備やら、その後の後始末と片付けが殊の外手間取ったのか、徐々に登場回数も減り続け、いつのまにやらお蔵入り!
まぁしかし、思い返してみると、何も手動のハンドジューサーに限らず、ついつい夢を膨らませて新たな器具を購入したとしても、宝の持ち腐れとでも言いましょうか、そうやっていつの間にかお蔵入りとなって仕舞ったものも、アレやコレとあったような気がいたします。
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