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「なごや『大須下町探偵社』」第42話
44 病室

実紀がベッドに横たわっている。
腕には点滴、酸素マスクを着け眠っている。
傍らには、実紀の小さな手を握り締め泣きじゃくる姉と、行きがかり上
その場を立ち去れず、途方に暮れたままのつぼみ。
ドアが開き、医師と看護師が現れる。

医 師 「ああ、お母さん」
つぼみ 「いっ、いえ、あの・・・わたし・・・(医師の言葉に遮られ、思わず言い
淀む)」

医 師 「もう大丈夫ですよ。
おそらく風邪がこじれて、髄膜炎になったものと思われます。
詳しい事は、明日の朝検査をしてからになりますが、もうご心配なさら
なくとも良いでしょう」
点滴や酸素マスクのチェックをしていた看護師も、医師の後について病
室を去る。
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