「昭和Nostalgia」④

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」は、コチラ!

写真は参考

「ミニドライブ」と言うゲーム機。

ぼくがお母ちゃんに連れられ、一月に一度くらいの割合で、名鉄百貨店の屋上で出逢ったこんなゲーム機は、盤上の車もブリキ製だったと記憶しています。

ハンドルから伸びる盤上の棒の先に、ブリキ製の車が取り付けられていて、道路と見做すベルトが手前に回転し、ベルトに描かれた道路をはみ出さない様にドライブすると言うものでした。

写真は参考

ぼくが子どもの頃のこのゲーム機には、ベルトに描かれた道路の中央に、一定間隔でゴム製の突起が出ており、その突起を通過するとポイントが加算されてゆくといったシステムでした。

お母ちゃんから10円玉を受け取り、屋上階のエレベーターを降りると、真っ先掛けてこのゲーム機の前に陣取ったものです。

写真は参考

10円玉一個で、おそらく3分も経たないうちに、敢え無く終わってしまったと記憶しております。

せいぜいお母ちゃんから貰えるゲーム代は、30円程度だったか?

写真は参考

ぼくは残りの20円で、噴水ジュースを一杯飲んで、最後の10円でゴーカートに乗った、そんな記憶があります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

「昭和Nostalgia」③

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


今日の「昭和Nostalgia」は、こちら!

写真は参考

そうです!

食パンを入れて保存する、プラスチック製のパンケースです!

もう思えば、半世紀以上前の昔に、昭和の卓袱台の上からも、その姿を消していた気がいたします。

そしてパンケースとセットのように存在していたのがコチラ!

写真は参考

そうです!

バターケースですねぇ。

写真は参考

わが家にあったのは、当時の名鉄百貨店の地下にあった、「80円均一」の店の物で、お母ちゃんが買って来た物だったと記憶しています。

と言うより、ぼくも一緒にその買い物に付き合って、名古屋駅の名鉄百貨店に行っていたはずです。

もちろんそんな日用品なと、ぼくにはまったく眼中にもありません。

ただただお母ちゃんの、そんな買い物のお付き合いをしたご褒美として、きっとありつけるであろう、百貨店のレストランで食べさせてもらう「お子様ランチ」や、百貨店の屋上遊園でお気に入りの遊具に乗せてもらえる事が、ぼくにとって最たる目的でしかありませんでした。

写真は参考

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

「昭和Nostalgia」②

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


このブログの記事「天職一芸~あの日のPoem 363」2021.03.06でご紹介した、「天職一芸~あの日のPoem 363」 – 中高年の癒しのLive on blog~オカダミノル (xsrv.jp)岐阜県高山市のきこり工房、からくり楊枝とり職人の瀬川治男さん。

この方の「からくり楊枝とり」が、洋のドリンキング・バードに対峙する、和の逸品だとぼくにはどうにもそー思えて思えてなりません。

写真は参考

これですよ、これ!

ぼくも何度か、食堂や喫茶店で利用させていただいたことがあります。

写真は参考

ちゃんと器用に小鳥が楊枝を咥えてくれて!

写真は参考

高山市下一之町の高山昭和館前にある、この店。

からくり楊枝とり職人の瀬川治男さんのお店なんです。

からくり作品の展示販売と、治男さん家のお好み焼きが、何とも懐かしい昭和の味を提供してくれます。

ぼくも高山泊りの時は、よくお邪魔させていただきました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

「昭和Nostalgia」①

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


まずはこちら!

写真は参考

ぼくが子どもの頃、友達の家に必ずと言ってもいいほど、水飲み鳥が置かれていたものでした。

ぼくもその不思議な動きに興味津々で、お母ちゃんに何度となくせがんでみたものの、「そんなもん、そんなに興味があるなら、友達のお家でもどこへでも行って、思う存分見せて貰えばそれでええ!」と、まったく掛け合ってももらえなかった思い出があります。

皆々様のお宅にも、もしかするとあったのでは?

正式名称は、「ドリンキング・バード」とか。日本では、「水飲み鳥」「平和鳥」とも呼ばれていたとやら。

ドリンキング・バードの誕生は、1940年代のアメリカ。やがて世界中に広がっていったようです。

お尻の部分のガラスの球体に入っている液体は、塩化メチレンなんだとか。

この塩化メチレンですが、常温では液体ながら、沸点が低く人間の体温程度の温度で沸騰する、という特徴があるんだそうです。

それが証拠に、お尻の部分を手で握ってみると、内部の液体がボコボコと沸騰し、液体が頭のほうに上がっていくとか。

頭とお尻の部分に温度差が生じると、頭とお尻で内部の圧力に差が生じ、それに伴って液体が上下移動をする、その原理が応用されている優れものとか。

まずフェルトで出来た頭部に水をつけます。そうすると、フェルトに含まれた水が蒸発し始め、気化熱により熱が奪われ内部の温度が下がります。すると頭部の圧力が下がり、お尻から頭へと液体が上がって行くと言う仕組みなんだそうです。そして今度は、頭部が重くなり、徐々に傾き、また水を飲むかのように見えたわけです。

なるほどそうだったのかぁ!って、66にもなってやっとその原理を知ったところで、時すでに遅しかぁ!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

『尾張名古屋の珈琲茶論(コーヒーサロン)』⑮最終話

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


●繋がりが生まれる場所

写真は参考

「今日はお爺さんの命日だで、この魔法瓶にコーヒー入れてまえん?

写真は参考

持って帰って、仏前に饅頭と一緒にお供えさせてまうで。

だってお爺さん、この店のコーヒー大好物やったでなあ」と、客の老婆。

写真は参考

「そうそう。一日に3~4回は来てくれとったでなあ」と、コンパル本店の山口店長。

その光景を見て思い至った。

尾張名古屋の喫茶店は企業にあらず。

ましてや何杯のコーヒーを売ったかの、多寡(たか)でもない。

その店に集い、そして憩い語らう者たちと、店主やママとの一期一会ならぬ、一期八重に重なる人肌の繋がりがあってこその物種だと。

※2013年3月20日発行の記事です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

『尾張名古屋の珈琲茶論(コーヒーサロン)』⑭

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


「どうしても主人は、『熱々のまま食べてまいたいで、ステーキ用の鉄板に盛って出したろまい』って」。

昭和35年、ついに名古屋メシの元祖の一つ、鉄板盛りイタリアンスパゲティがこの店から産声を上げた。

写真は参考

それから半世紀、静江さんは今もフライパンを振り続ける。

静江さんの顔の皺は少なく、お歳の割に艶々のピッカピカ。

半世紀に渡って炒め続けた、スパゲティの跳ねた油のご利益か。

あまりに顔の色艶も良く、お元気ゆえついつい不躾にも、いつまで厨房に立ち続ける気かと問うた。

すると「そんなもん、命ある限りに決まっとるわさ」と、高らかに笑い飛ばした。

喫茶ユキには、昔からモーニングサービスなどない。

写真は参考

だが半世紀前から、鉄板も味も何一つ変わらぬ、昭和半ばの鉄板盛りイタリアンスパゲティがある。(続く)

※2013年3月20日発行の記事です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

『尾張名古屋の珈琲茶論(コーヒーサロン)』⑬

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


もう一つ、名古屋発祥グルメの喫茶店版の代表格と言えば、ずばりイタリアンスパゲティ。

昭和の名古屋モンにとって、イタリアンスパゲティと言えば、喫茶店で食べるものだった。

写真は参考

ところが何処をどう見ても、本場イタリアの洒落たパスタとは一線を画す。

ステーキ用の鉄板皿に溶き卵を敷いた、ケチャップ味と相場は決まっていたものだ。

だから誰もが全国どこでも、それこそが紛れも無いイタリアンスパゲティだと、疑うことすらなかった。

写真は参考

「亡くなった主人が洋行好きで、イタリアの本場でスパゲティを食べて、『これをうちの店でだそうか』と」。

昭和32年開店の喫茶ユキ。

写真は参考

創業者の妻である丹羽静江さん87歳は、まるで遠き日を手繰り寄せるかのように話し始めた。(続く)

写真は参考

※追記、2018年4月28日(土)に旧店舗の約10m北側に、新店舗がオープン。

写真は参考

※2013年3月20日発行の記事です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

『尾張名古屋の珈琲茶論(コーヒーサロン)』⑫

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


「これがうちの店流の、アイスコーヒーの特徴です。

写真は参考

たった一杯のコーヒーで、何度も違う味わい方が出来るという」。

名古屋市中区大須にある、昭和22年開業のコンパル本店。

写真は参考

山口店長は、やさしげな眼差しを男に送りながらつぶやいた。(※取材当時)

コンパルは、名古屋を中心に9店舗を構え、独特の名古屋喫茶店文化を牽引してきた、地元のコーヒーチェーンだ。

コンパル流アイスコーヒーは、「冷房の無い店内で、少しでも涼んでもらいたい」との思いから考案された。

当時、出来合いのアイスコーヒーは、豆で淹れるホットコーヒーに比べ品質が悪く、甘味を付けて味を誤魔化すものが多かった。

創業者の若田積蔵氏は、本来の淹れ立てコーヒーの香りと味が楽しめ、尚且つ客の好みで甘さを加減出来る、そんな画期的なスタイルを生み出したのだ。

ホットコーヒーと同じ豆を用い、少ない湯量で濃度を高めて抽出。

それを瞬時に冷却することで、味と香りも損なうことなく、解け出す氷でホットと同じ濃度になるよう工夫を凝らしたとか。

写真は参考

コクがあり嫌味のない苦みのアイスコーヒー。

分厚いエビフライサンドイッチとともに、コンパルの看板メニューを飾る。(続く)

写真は参考

※2013年3月20日発行の記事です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

『尾張名古屋の珈琲茶論(コーヒーサロン)』⑪

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


一方、尾張の中心地、名古屋。

一宮モーニングとは異なるスタイルながら、名古屋の喫茶店もまた、茶飲み好きの名古屋人に愛されて、独自の進化を遂げてきた。

「わし、今日はぬくたいで、レーコーでええわ」

写真は参考

年配の男は薄手のジャンパーを脱ぎながら、通いなれた体でボックス席へと坐した。

写真は参考

冷珈(れいコー)」とは昭和半ばの尾張名古屋で、喫茶通を自負するオヤジたちが、誰とは無しにアイスコーヒーを(かぶ)いて呼んだ名のこと。

「はいっ、お待たせしました」。

写真は参考

ボーイはデミタスカップに、並々と注がれたホットコーヒーと、氷入りのグラスとミルクピッチャーを置いて立ち去る。

すると男は、まずホットコーヒーをスプーンに掬い、手慣れた調子で口元へ。

ゆっくりとコーヒーを一口味わったかと思いきや、今度はシュガーポットから、砂糖を3匙も注ぎ入れ、スプーンで掻き交ぜる。

そして徐にコーヒーカップを持ち上げると、そのまま氷の入ったグラスへと注ぎ入れた。

写真は参考

さらにストローでグルグルと掻き混ぜ、グラスの縁を這わせるようにミルクを流し込み、美味そうな音を立てストローを啜る。

そつのないその所作たるや、まるで名のある茶人の一服のお点前さながらだ。(続く)

※2013年3月20日発行の記事です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。

『尾張名古屋の珈琲茶論(コーヒーサロン)』⑩

甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!


本社敷地内にある工場には、ほっこりと焼きあがった、温もりのあるパンの香りが漂う。

ここでは今も55年前そのままの、初代のレシピが頑なに守られ、乳化剤などの添加物も一切使用せず、誠実で一本気なパン作りが続けられている。

写真は参考

「粉にもそれぞれ長所短所ってのがあって、仲良くなる粉を選び独自にブレンドしとるんですわ。酵母も我が社独自のブレンドですし」。

本社工場長の菱川さんが誇らしげに笑った。(※取材当時)

焼き立てのパンを試食させてもらう。

写真は参考

何とも言えぬ柔肌のパンながら、程よい噛み応えが実に小気味良い。

それでいて口解けは抜群。

特に感心したのは、パンの耳の何とも言えぬ美味さである。

「耳まで美味いのが、我が社のパンの特徴ですから」。

焼き上がりから1時間。

写真は参考

3斤分の業務用食パンは、側面中央に本間の「本」の字を誇らしげに浮かべ、ベルトコンベアーに揺られながら、ゆっくりと工場内を一周し喫茶店への出荷の時を待つ。

※2013年3月20日発行の記事です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【蓬莱本館】2人セット
価格:3,280円(税込、送料別) (2024/2/11時点)


このブログのコメント欄には、皆様に開示しても良いコメントをドンドンご掲示いただき、またその他のメッセージにつきましては、minoruokadahitoristudio@gmail.comへメールをいただければ幸いです。