「KIRIN BEER PRESENT’S オカダミノル ほろ酔い Live 2025~秋涼の候 in C♭」のお知らせは、5月8日のブログをご覧願います!『皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます!』
ついに3月19日の夜、「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」の動画制作発表会が開催されました。飛騨市古川中学校3年生の皆さんが、動画の編集制作をしてくださり、飛騨市の魅力が溢れる作品に仕上がりました!ぜひぜひ、ご覧ください!
https://youtu.be/3CeTEMdXC7I
※遅まきながら、ぼくもフェイスブックとやらを始めました!まだまだ充実しておりませんが、ぜひ一度お越しください!Facebook
飛騨市の「広報ひだ」4月号「飛騨びと 言の葉綴り」は、お休みです。
「昭和Nostalgia」では、どこか無性に懐かしくって恋しい、「昭和」の懐かしい商品や、当時の事象など、勝手気ままに記憶をたどりながら綴ってまいります。
今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!
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子供の頃、お母ちゃんは内職で、洋裁をしていたこともあり、茶の間の一角には、お母ちゃん専用のくけ台を挟んだ座布団、そして傍らには裁縫箱が置かれていたものです。
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その中にあって、一際異彩を放っていたものが、コレ!
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コレはいったい何に使う道具やらと、不思議でならなかったものです。
でも裁縫箱には、決して触らせてもらえません。
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だから益々興味津々!
この細い針金のようなモノで出来た菱形は、先っちょを押さえると菱形から正方形にも変形するし、はたまた真ん中の二辺を押せば一本の針のように変形するし?
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お母ちゃんが内職仕事の途中で、トイレに立った隙に幾度か試したことがありました。
ところがその本来の用途は、一体全体何なのかとんと分かりっこありません。
お母ちゃんは内職仕事が一段落すると、膝の上に載せていた内職の紳士服を傍らに除け、そのままの姿勢のまま器用に手を伸ばし、卓袱台の隅に置いた湯呑を手に取り、冷めた茶を啜っていたものです。
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ぼくは卓袱台の脇でオヤツを食べながら、お母ちゃんの裁縫姿を眺めるのが、結構好きだったかも知れません。
どうにもあの物体が気になってならず、お母ちゃんに恐る恐る尋ねてみました。
すると、「針に糸を通す道具や」と。
何をする道具なのかは分かりましたが、それが一体どのように使われるのやら?
するとお母ちゃんが、わざわざ針を一本手にして、菱形の先っちょを針穴に通し、針穴から飛び出した菱形の中へ糸を通し、そのまま針穴から引き抜くと、なんとなんと、難なく糸があっと言う間に通っちゃうではないですかぁ!
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まるで手品でも見せられたかのように、ぼくはただただポカァ~ンとしていたに違いありません。
ところで、この商品、正式にはどんな名前なのかご存知ですか?
ぼくも調べて初めて知りましたが、「スレイダー」とか「スレダー」とやら。
発明者も定かではないようで、明治の最初頃にヨーロッパで生まれた、画期的なものであったようです!
齢を重ね、視力もおぼつかない今、鍼仕事でもしようかと思っても、針穴を見定め唾を付けて紙縒り上げた糸先を、裸眼のまま通すことなど無理な相談です。
やっぱりいざと言う時のために、この「スレイダー」とか「スレダー」とやらを、常備せねばなりませんねぇ。
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