飛騨市の「広報ひだ」6月号「飛騨びと 言の葉綴り」が掲載されました。
「広報ひだ」の『飛騨びと 言の葉綴り』がこちらの25710.pdf (city.hida.gifu.jp)
残念ながら広報ひだの本誌は、紙面のスペースに限りがあり、掲載文は抜粋版となっております。文字数制限のないweb版も勝田萌さん(古川町) – 飛騨市公式ウェブサイト (city.hida.gifu.jp)併せてご覧いただければなによりです。
新たなシリーズ「昭和Nostalgia」が始まりました。懐かしくって恋しい「昭和」の懐かしい商品や、当時の事象など、勝手気ままに記憶をたどりながら綴ってまいります。
まずはぼくの新曲、「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」、ぜひ今日もお聴きください!
甚だ勝手な㊗飛騨市制20周年記念song「飛騨びと達の、SOYAな SOYAさ」をyoutubeにアップしました~っ!記念ムードで盛り上がる、飛騨市の雰囲気を歌い上げま~す!
今日の「昭和Nostalgia」はコチラ!
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ぼくがこの「マーマイト」と言う代物に、ニュージーランドで出くわしたのは、厳密には平成2年の1990年。
と言えば「昭和Nostalgia」とは言えませんが、まあ昭和から平成へと切り替わった翌年の事。
多少は大目に見てください。
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ホテルのカフェで朝食を摂っていると、テーブルの上にあるカスターセットに、使い切りの「マーマイト」や「ベジマイト」が、ご自由にどうぞってな感じで並んでおりました。
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マーマイト(Marmite)は、ビールの醸造過程で増殖して、最後に沈殿堆積した酵母だそうでして、言ってみたらビールの酒粕のようなもの。それを主原料としたもので、主にイギリスやニュージーランドで生産されている、ビタミンBを多く含む食品なんだそうです。
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一方の似て非なる、ベジマイト(Vegemite)は、オーストラリアで生産されている発酵食品。独特の風味から「世界一まずいジャム」と言われることもあるそうですが、ぼく的にはバターを塗った上から、マーマイトにせよベジマイトにせよ、たっぷり塗って食べるのが存外好きです。
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それと肉料理などのソースに混ぜて使ったりもしました。そう言えば2019年春のTVのロケの時、ニュージーランドで自分土産として買い求めたマーマイトが、まだ冷蔵庫に残っています。でも5年経ってもまったくそん色なく平気です!
ニュージーランドもオーストラリアも、「Goodday(グッデイ)」を「グッダイ」と発音しますから、「Marmite」もマーマイト、「Vegemite」もベジマイトなんです!
味はベジマイトもマーマイトも塩辛くちょっぴり苦味もありますが、マーマイトには多少砂糖が入っていて、ベジマイトよりもほんのり甘めです。
色はベジマイトのほうが少し黒く、マーマイトのほうは少し茶褐色。 固さはベジマイトのほうがに少し固めで、香りはどちらもよく似ています。
ぼくはホテルのカフェで最初に使い切りサイズのマーマイトを見かけ、一体なんだろうと周りを眺めると、トーストに塗っている方がいて、見た目では日本の朝餉の食卓でお馴染みの「ごはんですよ」にそっくり!
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「そうか!そうやって食べればいいんだ!ご飯粒の代わりがトーストってぇわけだ!」と一人合点して、マーマイトの蓋を開けトーストにバターを塗って、その上からマーマイトをたっぷりと塗りたくったものです。
「なぁ~んだ、ニュージーランドにも、ごはんですよにそっくりな、岩海苔の佃煮みたいなものがあるんだ」と、何の疑いも無くトーストに噛り付きました!
するとなんとなんと「しょっぺー!」ことこの上なし。
しかしこれがどうして、ぼくはすっかりはまっちゃったものです。
カスターセットの「ご自由にどうぞ」と言わんばかりに置かれていた、使い切りのマーマイトを5~6個頂戴し、土産に持ち帰り友人に「ニュージーランドのごはんですよだって」と言って手渡したりもしました。
皆一様に不評でしたねぇ。
中にゃあすっかりぼくの「ニュージーランドのごはんですよだって」を真に受けて、ご飯にのせて食べた輩もいたようで、後から散々なじられたものです。
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